Diary of February    Makko's Diaryの目次へ   ホームへ戻る

 

2月28日(金) 送別会

家を出る直前になってスペイン語レッスンキャンセルの連絡。宿題は前日に終わらせていたのだが、つい喜んでしまうのはなぜでしょう。
ちょうど良かったので娘と一緒に昨日行けなかった買い物へ。今夜はダンナのクラスメートの送別ポットラックがあるのである。

夕方の6時半に肉じゃがを持ってダンナと一緒にSachem11/12へ。1月に新潟国際大学から短期の交換留学で来ているAさん、そしてロンドンビジネス
スクールから同じタイミングで来ているFergalは、それぞれ3月半ば〜3月末には本巣に戻る予定である。例によって1年・2年の学生およびパートナーがほぼ
全員そろってのポットラック・パーティーは賑やか&楽しい会となった。
二次会の会場は前回と同じく我が家。主賓2人他大人10名子供2名できゅうきゅうになったリビングでまもなくEカラ大会が始まる。子供達とほぼ同じ頃に
不覚にも熟睡体勢に入ってしまったEちゃんパパは果たして酔っ払いどもの餌食となり、顔中見るも無残な落書き&いたずらをされてすっかり笑いの主役。
最後まで残った少数でポーカーや大富豪をしているうちに気がつくと夜も明けていた。

2月27日(木) Jewery Show

本番前のオープンスケート最終日なのだが、ダンナの送迎(とゆーか睡眠?)の都合上参加できず。
今日の娘はなんとなく元気がなく、終日ソファーで昼寝。ここのところ風邪の症状が少し出ていたので、体力を温存させる事にする。

夕食後の8時頃、迎えに来てくれたK君ママと一緒にタウンハウスのクラウディア宅へ。今夜はパートナーの1人であるメリッサが作ったビーズジュエリーの展示
販売会が開かれているのである。普段メリッサが身につけているお手製のビーズジュエリーはパートナー達の間でも好評で、誰かの提案がきっかけで今回の
企画が実現したらしい。郊外に住んでいるメリッサのためにクラウディアが自宅を提供。
中に入ると濃い色のクロスがかかったテーブルの上には色とりどりのビーズジュエリーが綺麗に並べられており、飲み物と軽食まで用意されていて、ちょっとした
パーティーである。クラウディアの子供達は既に寝ていたので、唯一の子供だったEちゃんは私が娘を連れてこなかった事にかなりご不満の様子であった。
$5〜20程度までの価格に設定されたジュエリー達はシックなものから豪華なものまで様々なデザインが用意されている。メリッサは嬉しそうに皆が選ぶ様子を
眺めているだけだったが、なぜかクラウディアのご主人サウールがあれこれと「お勧め」をアドバイスしてくる(笑)。「セールスマンみたいだねえ。マージンでももらって
るの?」と笑うと、「いや、でもこれから交渉する。」とニヤリ。結局私が気に入って購入した$10のチョーカーは彼のお勧めの1つだったのであった。

2月26日(水) Open Skate

今日こそは親子3人でオープン・スケートに参加。本日の「影練仲間」はご近所のM子さんとK君ママ。各自のペースで氷の上をひたすら滑る。
一応娘のスケートセット一式も持参していたのだが、やはり娘は「もえちゃん、あとでね。」と言いながら最後までリンクにあがろうとはしなかった。控え選手用
ボックスのベンチにちょこんと座っている娘に前を通るたびに手をふる。しばらくはダンナと同時にリンクにあがれた程、楽といえば楽な娘なのであった。。。
後半はさすがに「もうおうちかえる。」と言い出したので、少し早めに切り上げて帰宅。

夕方4時過ぎにGabiと図書館で待ち合わせ。最初は児童書コーナーでおしゃべりをしながら子供達を遊ばせていたのだが、Gabiの下の子が今日は機嫌が
悪く、すぐ近くにあるアイスクリーム屋に入る事に。Gabiは2人の男の子の母親なのだが、ご主人の協力を得て2コマ・週4回の授業を聴講中。彼女の授業の
直前に学校前で車と子供達をご主人にバトンタッチし、授業が終わる頃にご主人が迎えに来て再びバトンタッチする、というスケジュールらしい。ご主人も
ずいぶん協力的だが、Gabiも予習に育児・家事とは大変そうである。それでも彼女にとっては「一日中、子供と一緒に過ごしている方が煮詰まるから。」と
いう事らしい。その気持、良くわかるんだなあ。
基本的には母親が怒って父親がフォローするという家庭内の図式は共通らしい。「子供に対してギャンギャン怒っていると『そんな言い方しなくても』なんて
顔されるけど、まずは自分が一日24時間、1週間まるまる子供と一緒に過ごしてから言って欲しいよねー。」等と笑いあう。

こちらで色んな人と色んな話をしていて良く感じるのは、「結局どこの国でも同じなんだなあ。」という事。国籍の違いよりは、むしろ個人の違いの方が大きい
事って本当に多いのである(もちろん、ある国の大多数の人々が持つ「共通意識・価値観」のような物は確かに存在しているのだが)。
中途半端に「知っている」ステレオタイプに影響されすぎる事なく、目の前の「その人」を心で理解し、共感できるようになりたいものである。

2月25日(火) ASWミーティング

今日は12時から日本人学生のASW("Admitted Students Weekend")ミーティングに母子も参加。イベントの一環として行なわれる"International Food
Table"に出すメニューを決めるためである。去年は2月始めに再渡米し、娘の体調が完全復活したこの頃からタックのイベントに参加。M子さんの豚汁づくりを
手伝い、インド人カップルに期間中の寝床を提供したりしたっけなあ。今年もきっと賑やかになるに違いない。
ミーティングの結果、メニュー案はアメリカ人にも失敗なくウケそうなチラシ&稲荷寿司、から揚げにつくね等が有力候補に。詳細はメールでという事で解散。

解散後、M内さんに誘われてEちゃん母子と一緒にお宅にお邪魔。ちょっとだけのつもりだったのだが子供達がそんなに聞き分けが良いはずもなく、結局暗く
なるまで長居してしまったのであった。ワイン(!)からお茶まで、大変ご馳走になりました。

2月24日(月) Open Skate

11時からSachemの隣にある"Campion Rink"のオープン・スケートへ。本当は親子で行く予定だったので直前までダンナを起こす努力をしたのだが、やはり
眠気>スケートらしい。「1人で行ってきて。。。」と言われたので、既に起きていた娘のためにソファーに移動してもらってからリンクへ。
現地に到着すると、直前までやっていたらしいアイスホッケーのグループが続々と帰るところ。氷の上を走っていた整氷車が奥に引っ込んだのと入れ違いで
待っていた人々が氷の上へくり出す。スケート靴に履き替えながら氷上を見ていると、あきらかにフィギュアを習っているらしい女性、そしてスピーディーだが
非常に優雅な身のこなしのホッケーおじさんばかり。この辺りにはいわゆる「やった事はあります」レベルの人っていないんですかね。氷の上に出るのを恥ずか
しく感じながらまずは一周。
もとの場所に戻るとなんだか見慣れた人を発見。愛息P君をだっこひもにぶら下げたT内氏であった。今日は奥様のKさんの特訓につきあうべく見学との事。
そして「来るなら誘ってくださいよ〜」と言いながらご近所のM子さんも登場(そういう彼女も来るとは言ってなかったぞ)。来るべき「パートナーホッケー」に向けて
考える事はどうやら皆同じらしい。
BGMにはまったりとしたボサノバがかかり、広いリンク上には15人もいない。実に贅沢な気分にさせてくれるスケート環境である。ホッケー狂のT内氏の的確な
アドバイスもあって、今までちゃんとできた事がなかったバックスケーティングのコツを少しだけつかむ。ちょっと、めちゃくちゃ楽しいぞ。しばらくハマるかも。
気分爽快で帰宅すると、「もえちゃん、ぱぱとあそんでた!」と娘。私が出た直後に目が覚めてしまったダンナはスケートに行かなかった事を激しく後悔した
ようであった(そんな事だろうとは思っていたが)。お昼を食べてからダンナを学校に送る。

夕方にちょっとしたお願い事のついでにSachem仲間のMさんをお茶に誘ったものの、1時間後には予定より早いダンナのお迎えコールであっさりとお開きに。
R君&K君と娘は最初はなんとなく恥ずかしがり、やっと一緒に遊び始めた頃にはもうお別れ。私もMさんとは久しぶりだったので、母子ともに消化不良で残念
なお茶会であった。

2月23日(日) Eちゃん宅visit

ダンナは夜までは自宅で勉強するとの事なので、母子だけで久しぶりにEちゃん宅に遊びに行く。
普段は夜のポットラックパーティーにお邪魔する事の方が多いEちゃん宅だが、今日はたった4人で広い一軒屋を独占した午後であった。
モニカ達にはいつも「Eとモエは本当に恋人同士みたいだ。」と笑われる程仲の良い子供達。しかし今日は娘が久しぶりのEちゃん宅のおもちゃにすっかり魅せ
られてしまい、Eちゃんの提案してくる遊びにも乗らずに黙々と1人で遊び続けてEちゃんを泣かせそうになる場面も。お互いに正直な子供同士のやりとりは、
時に可笑しく時に残酷なのである。

2月22日(土) K君宅お呼ばれ

夕方6時にK君一家宅へ。ご近所のIさんご夫妻、バーSの店主のSさんと一緒にディナーのお誘いを受けたのである。
K君ママは2年生パートナーの中でも定評のあるお料理上手の一人。今夜もすごく期待していったにも関わらず予想をさらに上回る美味しいメニューの数々。
メインのローストビーフだけでも5ポンド(約2.3キロ)もあったのに、他のメニューも含めて大人7人でペロリとたいらげてしまったのであった。
「K君一家レシピ」なるものを、そのままそっくり譲り受けたいものである。

夕食後はK君パパが最近急に凝り始めたというポーカーゲームの開始。我が家は実は昨夜のホッケー観戦後、1人で我が家に寄ってくれたK君パパから一足
先に手ほどきを受けていたのであるが、ポーカーには「オマハ」、「メキシカン」、「テキサス」等、実に多くのやり方がある事を初めて知った次第。各ゲームとその
名前を覚えるだけでも一苦労である。まだまだコツはつかみきれていないのだが、みんなで茶々や野次を飛ばし合いながらのゲームは非常に楽しかった。

2月21日(金) ホッケー観戦

朝はスペイン語のレッスンに参加。ここ数週間は娘を置いて出席する事に成功している。今日も娘は自分で着替えを済ませ、テーブルの上に置いておいた
お弁当を食べながらキッズ・チャンネルを見ていた。しかし、「まま、おかえり!もえちゃん、すぺいんごのがっこうにいこうとしたの。」というのでちょっとびっくり。
「え、どうやって?」、「とことこって、あるいていこうとしたんだよ。」。確かに歩けない距離ではないし、多分道もわかるだろう。が、Sachem内とはいえ、住人の
車が通るところを1人で歩かせる訳には絶対いかないので、「パパが家にいるんだから1人で来ちゃだめだよ。どうしても来たくなったら、パパに『一緒にいこう』って
言うんだよ。」等ときつく言い聞かせる。
ダンナは今日も高いびきで全く役に立たず。結局起きてきたのは夕方の4時過ぎで、私もすっかり忘れていたのだがスペイン語の初心者クラスはとっくに
終わった時間であった。さすがにあまりにも昼夜逆転しすぎである。

夕食を早めに済ませて6時半頃にThompson Arenaへ。今日はハーバードVSダートマスのホッケー観戦である。K君親子、T内夫妻と、新潟国際大学から
3ヶ月間の交換留学で来ているAさん等と一緒に学生席で観戦。
ホッケー観戦はまだたった2回目なのだが、自分自身がアイスホッケーをする事になるかもしれないと思うと、自然と身が入る今夜の観戦である。
実は近々ホッケー狂のT内氏の提案で「パートナーホッケー」が実現する事になった。「日頃快く(かどうかは別として)ダンナ達を深夜の練習に送り出している
パートナーの人達にも、たまにはホッケーを楽しんでもらおう(あわよくば今後、もっと出かけやすくなるといいな??)。」という主旨らしい。
真意はともかくとして、企画自体は面白そうである。当日はダンナ達が現地で子供達の面倒を見ながら審判を努めてくれるというのだが、ダンナのブカブカの
防具を着込んだ「ど素人パートナー達」がリンクの上でヨタヨタとパックを追う姿は、見る側にとってもかなり面白いに違いない。

試合はハーバード大が4対1で勝利。ダートマスもかなり食らいついてはいたのだが、素人目にも技術の差は明らかだったような気がする。これでプレイオフに
残れなかったら今年のホッケー観戦は今日が最後。残念。

2月20日(木) Korean Lunch

今朝はミーティングのため、8時過ぎにダンナを送る。ここのところ早めに娘を寝かせる事に成功していたので、起こすのにもそれほど苦労しなくて済んだ。
やはり朝が早い方が一日が長く感じるものである。気分の違いだけでも「3文分ぐらいの得」があるかもね。

12時半にタウンハウスにある韓国人のクリスティーン宅へ。今日はランチにお呼ばれしているのである。来ていたのはモニカ、クラウディアとK君ママ。顔ぶれを
見た感じでは、どうやら去年の年末に我が家で行なったポットラックディナーのお礼だったようである(その時は他の人には1品、当時妊娠初期の方で体調が
万全ではなかったクリスティーンにはジュースのみお願いしたのである)。
全員韓国料理が大好きなので、白飯に韓国のり、肉と野菜のピリカラ炒めと海の幸一杯の韓国風お好み焼き(チヂミですね)等を、美味しい、美味しいと
まずはひたすら食べる。おしゃべりが始まったのはひととおりお腹がふくれてからであった。
あとたった4ヶ月しかない残り期間の短さに、自然と話題は卒業後の話になる。日本に戻る事だけは間違いない我が家だが、卒業後もハノーバーで出会った
人達との縁を大事にしたいものである(日本に戻ったら英語メールのやりとりはさぞ面倒臭くなるんだろうなあ。。。)。

今日は早めの4時過ぎにダンナをピックアップ。夜の7時からフィールドスタディーの最終プレゼンテーションがあるダンナは、自宅でスーツに着替えて6時過ぎに
再び学校へ出かける。プレゼン後に帰宅、私服に着替えて打ち上げに出かけ、深夜再び自宅に戻ると今度はホッケーの練習へ。出たり入ったりとせわしない
今日のダンナであった。

2月19日(水) スケジュールはダンナ次第なのである

朝の8時半にプライスチョッパーとBJ'sをはしご。早朝のショッピングは初めてである。1人だとフットワークが軽いのでやはり効率的だが、せっかくの1人の時間を
ショッピングに費やすのはちょっともったいないような気も。
9時半に自宅に戻ると娘を起こし、着替えと朝食を済ませてからSachem 11/12へ。今週はこの辺りの学校・幼稚園が冬休みなので、モニカとジャスティンが
"Craft Morning"を企画してくれたのである。1時間近く遅れて到着すると参加者は適度に少なく、子供達はクラフトよりは一緒に遊ぶ事に熱中していた。
少数がゆえの居心地の良いおしゃべりを楽しんでから12時過ぎに帰宅。

朝はまだどんよりと曇っていた空もSachem 11/12から戻る頃にはすっかり明るく晴れ渡り、外はコートを着なくても暖かい(雪かきをしているからかも)。
今日はダンナを送ってから友達を誘って久しぶりにソリ遊びにでも行こうかなあ、と思いながら洗濯を済ませる。しかし1時には家を出ると言っていたダンナ、
何度声をかけても起きてこない。しぶとく布団にかじりついているので「今日の授業は何時から?」と質問。「2時半。。。」「その前ってミーティングか何か
入ってる?」「入ってない。。。」こりゃだめだ。
予想どおり2時過ぎギリギリまで寝ていたダンナを学校に送って行き、銀行と図書館の用事を済ませるともう夕方。日差しが弱くなると気温もあっという間に
下がるので予定を変更してお客様なしの自宅日にしたのであった。

2月18日(火) なりゆきお茶会

ブラインドをあげると外はまたまた新雪がどっさりと降っていた。非常に細かい雪はまだ降り続けており、今日はどうやら終日降りそうな感じである。
今日あたりソリ遊びでもしようかと思っていたのだが、ダンナを大学からピックアップする時間が普段より早めになりそうな事もあって今日も自宅で過ごす事に。

午後過ぎに用事があって寄ってくれたR君ママをそのままお茶に誘い、電話のあったK君ママとEちゃんママも誘う。いつもの「なりゆきでお茶会」である。
昨年はケーキ等を焼いておく事も多かったのだが、今学期に入ってからはさぼり気味。本当に「お茶」しか出さなかったにも関わらず、ダンナのお迎えコールが
かかってくるまでの間、皆のんびりとおしゃべりを楽しんでいってくれた。

2月17日(月) K君シッティング

今日はプレジデント・デーとやらでK君のデイ・ケアはお休み。在宅での仕事の方は休む訳にはいかないK君ママのために、昼間にK君を4時間程預かる事に。
預かるといっても昼食は持参してもらい、2時間近くは昼寝をするK君は全く手間要らず。娘があれこれと世話を焼いてくれるので、「後は若い2人にまかせて」
私は新聞を読んだりインターネットを見たり。1人よりは2人の方が楽な子供達なのであった。

2月16日(日) Chucke Cheese's !

今日はマンチェスター空港の近くまで遠出。Eちゃんママに"Chucke Cheese's"というレストランに誘われたのである。
"Chucke Cheese's"とは子供用のアミューズメントコーナーが店内にあるピザ・レストランらしく、今までは気がつかなかったのだがテレビでコマーシャルも流して
いる大きなチェーン店である。一緒に行ったのはモニカ、クラウディア、ガビ、K君ママとその子供達。1時間半の高速ドライブなのだが、K君母子と我が家は
Eちゃんママの運転するワゴン車に乗せてもらう事に。
モニカ車がびゅんびゅん飛ばしながら先導し、ガビ母子を乗せたクラウディア車が私達を気にしながらゆっくりめに走ってくれ、その後を総勢6人が乗りこんだ
Eちゃんママ車がついていく。もうまもなくお目当ての高速出口というところでもおしゃべりに熱中していた私達はうっかり直進し、その後引き返している最中に
また話し込んで道を間違えてしまう(ばか?)。先発隊に遅れる事約1時間でようやくお店に到着したのであった。

お店の入り口ではまず手に蛍光塗料のスタンプをぺタリ。誘拐防止の目的で母子が同じ種類の
ものを押される。中に入ると壁沿いには固定式のテーブルと椅子が並び、中央部分はカラフルな
アミューズメントスペース。先に到着したモニカ達が窓際の席をとっておいてくれた。
まずカウンターで3家族分でシェアできるぐらいのピザ&ドリンクを頼むとコインが90枚ついてくる。
子供達はそれを使ってアミューズメントスペースで遊べるという仕組みらしい。コインなしで遊べる
滑り台や天井据付けの迷路等もあるが、もぐらたたきやボール入れ、エア−シューターやドライブ
ゲーム等、日本のゲームセンターを思わせる一連のゲーム機にはコインを投入するようになって
いる。ゲーム機によっては成績によってチケットが何枚も出てきて、帰り際にはチケットの枚数に
応じて好きなおもちゃを受け取る事ができるというお土産付き(たいした物じゃないんですが)。
おもちゃは現金で買えるようにもなっているため、引き換えカウンターには大小のおもちゃがずらり
と並び、ちょっとしたおもちゃ屋の様である。子供につられてついついお金を使ってしまいそうな、実によく考えられたお店だ。お店で2時間近く子供達と遊び、すぐ裏にあるショッピングモール内を少し物色してから帰路につく。

 

再び1時間半のドライブを経て我が家に着いたのは日もすっかり暮れた6時過ぎ。K君母子とはそこで解散し、Eちゃん母子には我が家で夕食を食べてもらう
(Eちゃんパパは今学期非常に忙しいらしく、夕食時にもほとんど帰ってこないらしい。アメリカ生まれなのに日本のサラリーマンみたいなのである)。
終日Eちゃんと遊びまわった娘は興奮が覚めやらぬのか、昼寝をしなかったのにもかかわらずなかなか寝ついてくれないのであった。

2月15日(土) 「ハリケンジャー」放映開始

朝、父子が寝ている間に久しぶりにジムに出かける。
去年の秋に始めたジム通い、最初の数週間こそ週2回のペースを意地になって死守していたのだが、ダンナのボストン行きでペースが狂ってしまった事を
口実にぱったりとやめてしまっていたのである。そのうち朝や夜が冷え込んでくる季節になるとすっかり通おうとも思わなくなってしまった。
アメリカではジムに通ったり定期的にジョギングしている人が本当に多いので感心してしまうのだが(体力もハンパじゃない)、やっぱり自分にとってはボールを
追う訳でもなく延々と辛い運動にいそしむだけのジムは楽しくないのである(単に根性が退化しているという話もあるが)。

11時半から録画用ビデオをセットして娘と一緒に「パワーレンジャー」の新シリーズを見る。今日からは"Power Ranger Ninja Storm"、日本で娘がハマって
しまった「ハリケンジャー」が始まったのである。主人公達が忍者学校の落ちこぼれ組であるという設定はどうやら日本と一緒らしい。敵方の親玉等の外見は
一部顔が露出しているので、今回のシリーズは90%以上アメリカで撮り直しているのであはないかという感じ。ベタベタ過ぎて笑ってしまうギャグ等をばかに
しながらもつい見てしまう。一度見始めると結構癖になるレンジャーものなのである。

夕方車のワイパー等の備品を買いに家族でウェストレバノンのモールへ。ウォルマートで娘に一つぐらいPower Rangerグッズを買ってあげようとおもちゃコーナー
に行くと、前シリーズのグッズは既に姿を消しており、並んでいるのは「ハリケンジャー」グッズばかり。なかなかやるな、ウォルマート。結局娘が選んだのは
サーベルとレーザーガンがセットになった品。2つを合体させて使う事もできるテレビそっくりの武器である。アメリカ人のお母さんならば一番嫌うたぐいのおもちゃ
であるが(こちらでは手でピストルの真似をして友達に向かって「バーン!」と言っただけでも親は非常に厳しく叱る)、「絶対にお友達に向かって振りまわさ
ない事」を条件に買ってあげた。武器系のおもちゃについては様々な意見があるのだろうが、自分もやはりチャンバラごっこ等を楽しく感じた時期があったので
頭ごなしに禁止したくはないと思ってしまうのである。

2月14日(金) M美さんベビーシャワー

パウラの娘のクララが体調を崩したため、スペイン語レッスンはキャンセル。せっかく起きたので、娘とダンナが寝ている間に朝食を食べながら図書館で借りた
エマニュエル・ベア−ルのビデオを鑑賞する。娘には見せたくない、「まずい」シーンがあるかどうかは見てみないとわからないので、最近のビデオ鑑賞はもっぱら
この時間帯である。
しばらくすると電話インタビューのためにダンナが起床、インタビューが終了する前に娘も起床。「ぱぱ、おいしゃさんとでんわしてたの?」、「うん、お医者さんと
話していたんだよ。パパ注射されたよ。」、「。。。?」、「電話からお医者さんがにゅ〜っと出てきてパパに注射したんだよ。」
それはいくらなんでも苦しいだろ。

1時半頃にM美さんのベビーシャワーのためにダンナに娘をお願いして家を出る。M美さんは現在相変わらず自宅安静を言い渡されているので、今回は彼女
のお宅に「子供なし」で集まる事にしたのである。お店でオーダーしたベビーシャワー用のデコレーションケーキやプレゼント、風船にジュース、手作りティラミス等
を次々と車に積み込んでご近所のM子さんと一緒に無事出発。ケーキを見た時はデコレーションの仕上げを手伝いたがった娘だが、「じゃあ言ってくるから
パパと一緒にお留守番しててね。」と言うと「うん、いってらっしゃーい!」といいお返事。
パーティーには総勢10人程度が集まり、2時間近くの間お茶とデザートをいただきながらおしゃべり。集まった人のほとんどが日本人パートナーだった中、
ロシア人のマリナやアメリカ人のダイアナも楽しんでくれたようでひと安心であった。
自宅に戻るとダンナはソファーで昼寝中で私の帰宅にもその後1時間以上気付かず。娘はパパの隣に座って1人で「ハイジ」を見ていた。役に立たないダンナを
嘆くべきか、手のかからない娘を喜ぶべきか。
「あ、ままおかえり!もえちゃんいいこにまってたよ!病院でケーキ食べた?」。。。。
まじで信じてたんですか。あまりにも素直(おばか?)な娘に少々不安を感じる母であった。

2月13日(木) パネル打ち上げ

授業は午後からにもかかわらず、珍しく9時半に起床したダンナ。今日は日本人のアプリカントとの電話インタビューが入っているのである。
普通ならば当然大学のアドミッション・オフィスが行なうべきこのインタビューであるが、今年は応募者数急増のために担当者達がアップアップ状態で全く手が
足りていないらしい。アドミッションの余裕のない対応は日本人アプリカント達の間でも相当タック全体のイメージダウンに繋がっているのではないかと憂慮した
ダンナ達がオフィスにサポートを申し出たら、なんと電話インタビューを依頼されたという次第である。
電話を書斎に持ち込んでドアを閉め切るダンナ。娘には「パパは病気になっちゃってこれからお医者さんとお話しなければいけないんだって。病気が移らない
ように中に入らないようにしようね。後でパパが『もういいよー』って言ったら入っていいからね。」等と言い聞かせる。テレビの音を小さくすると怒り出したので、
「もえちゃん、音を大きくしてるとお医者さんに見つかって注射されちゃうからね。」こんな、子供だましとしか言いようのない嘘がいつまで通用するんだか。

夕方4時過ぎにSachem11/12へ。今日はキッズ・コーディネーター達による"Valentine Open House"が行なわれているのである。
こちらのバレンタインは男女問わず仲のいい者同士で小さなカードやギフトをやり取りするよう。幼稚園でもデザート・ポットラックのバレンタイン・パーティーが
行なわれたりするようである。ガビやモニカ達はそれぞれレストランを予約しているとの事。
最近のプレイグループは割と人数とメンバーが少なめで固定化しているようだが、今日は久しぶりにSachemがママ・キッズで一杯。ガビや韓国人のクリス
ティーン等、しばらく会ってなかった2年生のパートナーとも話ができた。

今日は夕食後に1年生のAさん宅で「Student Panel 打ち上げ」に集まる予定。Sachemから戻ってすぐにダンナを迎えに行き、バタバタを夕食を用意した後
やっとの思いで夕寝から娘を起こして食べさせたと思ったら、今度は先に食べ終わっていたダンナがソファーで寝ている。
新年会の時に預かっていたビールを持っていかなければならないので早めに行かなきゃと何度も起こしてみたのだが、全くだめ。自分ばかりがこんなに気をもん
でいるのが心底あほらしくなったので、「じゃあ行くのやめる?1人で家に残ってるのねっ?!」と怒ると「よろしくおねがいします。。。」。一度寝てしまうと本当に
「のれんに腕押し」の父子なのである。
ビールを持って娘と2人でAさん宅へ。集まっていた人達にも言われて途中一度電話してみたものの、予想通り電話の音も聞こえてないらしい。
次々と手早くおつまみをつくるAさん(男性!)宅の居心地はとっても良く、帰宅したのは1時前。ダンナは相変わらずソファーで寝ていた。

2月12日(水) Student Panel 見学

11時過ぎに大学へ。校舎から少し離れたタックの駐車場に車を止めて私と娘も一緒に降りる。今日は昼休みに日本人タック生による"Student Panel"が
行なわれるので、聞きに行く事にしたのである。授業の聴講となると娘を預けなければならないので少々敷居が高いのだが、今回のは日本文化を紹介する
イベントのようなものなので、少々の不安を抱えつつも娘を連れて行った。
「今日はパパやパパのお友達が先生をするから、もえちゃん静かにしてママと一緒にお勉強しようね。」等と言い聞かせながら、円形劇場のような構造の
講義室に入る。いつでも教室を出られるよう、後ろの方の席に座ったのだが、ダンナのクラスメートの日本人達が次々と入ってきて機材やプレゼン資料の
チェックを始めると、娘は「あ、Tおにーちゃんだ!あ、K君パパも来たよ!」と大喜びで教室内をあちこちを歩きまわる。プレゼンを聞きに来た学生達も娘を
見て微笑んだり、手を振ってきたり。席の近い学生は娘に話しかけて来たりと好意的な雰囲気なのはとても有難い。

12時過ぎにプレゼンが開始。最初は1年生のKさんによる「日本経済」に関するパートである。中学・高校をアメリカで過ごしたというKさんの英語はとても
綺麗で流暢、プレゼン自体も上手である。娘も椅子から降りたり机の下にもぐったりはしても声をあげたりしないので、ほっとしつつ話に聞き入る。
約20分の「経済」パートが終わると、Kさんからダンナにバトンタッチ。ダンナは「日本の文化」のイントロ担当である。「もえちゃん、今度はパパが先生
よ。」。これで娘もやっと椅子に座ってくれるかと思いきや、なんと「もえちゃん、ぱぱのところにいく!」とのたまう娘。娘の異変に気付いた周囲の学生達の視線
を感じつつ、小声で「だめだよ。」、「いや。いくの!」の押し問答をしばらく繰り返した後、結局娘を抱えて教室の外へ。"I'm sorry, that was my daughter."
というダンナの一言にドッと笑いが湧く。
しばらく外で娘をなだめてから再び中に入ると、ちょうどダンナから「Sおにーちゃん」にバトンタッチ。その後も「すもう」や「お受験」、「満員電車」や「ラブホテル」
(おいおい)等、様々なキーワードによって日本の文化(?)が紹介され、最後は広告業界の派遣生であるAさんが入手してくれた日本の面白CM集のVTR
が流れ、場内爆笑の中、プレゼンは無事に終了。ダンナのトークは聞けなかったものの、プレゼンテーションは短かい準備期間にもかかわらず日本人タック生
のチームワークの良さを感じる良い出来であった。
机に座ってプレゼンを聞いていると久しぶりに学生に戻った気分で懐かしい。考えてみれば、ダンナは毎日そういう生活を過ごしているんだなあ。
ちょっとうらやましく感じたプレゼン見学なのであった。

2月11日(火) 電話回線のない生活

10時にSachem 11/12へ。今日はキッズ・コーディネーター達から大掃除の案内が入っているのである。半年前にも同じようなクリーニング日があったが、
今回も来ていたのはコーディネーターの4人とK君ママのみ。一緒に来ていたK君は嬉しそうに屋内を走りまわっていた。
小1時間程掃除を手伝った後ダンナの送迎のために帰宅。娘のためにテレビのキッズチャンネルをつけっぱなしにし、テーブルの上に「おべんとう」を置いて
行ったのだが、玄関のドアを開けてみると娘はテレビを見ながらソファーの上でお着替えの最中。「あっ、まま、おかえり!もえちゃん、なかなかったよ。ほら、
おきがえしてるの!」。ずいぶん楽な娘なのである。

午後遅く、インターネットがなかなかつながらないので設定の確認等に散々無駄な時間を浪費した挙句に電話回線の異常に気付く。電話を繋ぎ直した時
に異音に気付いたのであった。午前中に友人の電話を受けていたのでまさかそんな事とは思わなかった。なんでまた突然?。
改めて気がつく事だが、タックパートナー生活において電話回線が使えなくなるというのは非常に不便である。ダンナのピックアップは基本的に「お迎えコール」
待ちだし、タックの各種アクティビティーは全てメールで案内される。新聞を取っていない我が家では日本のニュースを入手する貴重な情報源でもあるし、日本
との連絡手段も電話かメールだ。メールやインターネットを使うようになったのは入社2、3年目頃、せいぜい7、8年前からだったと思うのだが、今となっては
インターネットのない生活なんて考えられないのである。
ベビーシャワー関連のメールも気になるところだが、まず早急に困るのはダンナのピックアップ。今日は待ち合わせの時間を決めていないので、近所のPaula宅
へ行って電話会社に修理依頼の電話をする。さらに彼女のPCを借りて画面が全てダンナにメール(PaulaのPCは当たり前だが画面が全てスペイン語。新鮮
である)。ためしに自分のメールボックスを確認してみたが、日本語のメールはやはり文字化けして読めなかった。

夜、ダンナのPCを借りて大事なメールのみチェックさせてもらう。勉強と明日のプレゼンの準備が押しているダンナは後ろでソワソワ。たかだか15分程度の事
なんだからそんなにせかさないでよねー。

2月10日(月) 自宅日

今日は久しぶりの自宅日。ダンナを送ってからCOOPで買い物を済ませると、あとは終日自宅で過ごす。
たまっていたホームページの更新をしたり、今週金曜に企画しているM美さんのベビーシャワー関連の電話をしたり、図書館から借りているビデオを見たり。
夕方ご近所のM子さんが用事で立ち寄ってくれたのでそのままお茶に誘ってダンナの「帰るコール」が入るまでおしゃべり。

2月9日(日) K君宅にお邪魔

昨日は遅かったのでもっと寝ていたかったのだが1人だけ元気な娘に催促されて仕方なく昼過ぎに起床、たまった家事をこなす。
ダンナは当然ながら「痛烈な」二日酔いでベッドから出られず。娘とのんびり過ごしていたところにK君ママから電話が入る。
我が家はダンナが自宅で勉強する事にしたとの事(あくまで予定)なので、娘と一緒にK君宅に遊びに行く事に。ミルクをふわふわに泡立てたカフェ・ラテと
イチゴをご馳走になりながら、夕方までおしゃべりを楽しんだのであった。

今の生活で気に入っている点は、車で10分も走れば友人達の家に着く事である。日本で友人と会う場合、普通はお互いに電車で都心に行ってお店等で
待ち合わせる事が多かった。子供のいないうちはそれでもよかったのだが、娘が産まれてからは行く場所も限定され、電車での行き帰りもおっくうに思うように
なったものだった。自宅に遊びに来てもらう事もあったが、逆に相手の帰り道が長いのが申し訳なかったり。
ふと思いついて気軽に「今日、どう?」という形で会える今の生活環境はとても貴重である。そして頻繁に行き来できる友人達に恵まれたのは生活環境
以上に貴重な事である。

2月8日(土) Nさん宅visit

10時過ぎに親子3人で雪で覆われたゴルフコースへ。昨年に引き続き、エンジニアリング・マネジメントのI田さんの「スノーシュー」モニターに協力するためである。
今年はかなり雪が深い事もあって、メーカー別の違いはもちろんだがスノーシューを装着しないで歩いた場合との差に改めて驚く。単純な構造だが、雪の中を
歩くには欠かせない1品なのである。お天気も良く、すっかり運動から遠ざかった身としては久しぶりにちょっと「動いた」気分。

帰りはそのままOccum Pondへ。今日は雪祭りが開催されており、池の上は未だかつて見た事のないような賑わいぶりである。去年再渡米してきたのは
2月7日。翌日、つまり1年前の今日ダンナに連れられてこの池に来て、氷の滑り台やお城など、前日行われていた雪祭りの跡を見たのであった。
ダンナは早速ホッケースティックを持って待ち合わせていたクラスメート達と草ホッケー。私は娘だけにスケートを履かせて今日は裏方に徹する事にしたのだが、
両脇からがっちりと支えてあげても嫌がって大騒ぎ。転ぶ心配はないのに、トライしようとせずにペタリと座りこむ。「魚釣りゲーム」コーナーや滑り台ではなかなか
自分の番が来ないのでこれまだ大騒ぎ(横からがんがん割りこんでくる子供達のせいなのだが)。
最後にはこっちの方がうんざりしてしまい、ムッとしながら帰り自宅。「気持良かったねー」と、さっぱり顔でハンドルを握るダンナもまた恨めしいのであった。

夜はお呼ばれ第3弾。バーSの店主Sさんの車に乗せてもらって6時半にThedfordにある1年生のNさん宅にお邪魔する。
初めてお邪魔するNさん宅はとても綺麗で居心地良くしつらえられていた。お鍋と聞いていたのに、食卓にはそれ以外にも山のようなご馳走が並んでおり、
鍋がなくてもお腹一杯になる程。それでもチゲ鍋が出てくると、久しぶりのお鍋(我が家はコンロもホットプレートも日本に置いてきたので、鍋シーズンの今日
この頃はかなり後悔しているのである)についつい箸が進む。
Nさんの奥様であるM子さんは心理学の博士過程を休学してご主人に同行され、現在はダートマス大学心理学部の聴講生。送迎、家事、勉強に忙しい
彼女とは日本人全員で集まる時ぐらいしか話す機会がなかったので、今日は娘の邪魔が入りながらも色々と話をする。
「酔っ払うためではなく味わうために」お酒をたしなまれるSさんはドライバーのため終始抑え気味。ダンナとNさん中心にワインが次々と空き、2人のテンションは
上がる一方。結局失礼したのはなんと3時過ぎであった。

「今週はすごく忙しい」といってたはずのダンナ、週末の勉強時間は現時点で45分。二日酔い状態の明日一日で一体どうするつもりなんだか。

2月7日(金) ソニア宅visit

昨日に引き続き、ダンナのクラスメートのソニア宅にお呼ばれ。以前我が家で一緒に巻き寿司を作ったブラジル人女性である。彼女がクラスメート3人とシェア
しているNorwichの一軒家はマッシー家以上に大きかった。恒例のハウス・ツアーで出てくるのは感嘆のため息ばかりである。
まもなくもう1組のお客様、日系ブラジル人のマルシアと中国系ブラジル人のホアン夫婦も到着。マルシアとは去年スペイン語レッスンで一緒だったのだが直接
話をする事はなく、ご主人とは初対面。話してみると2人ともとても感じが良く、子供好きな彼らに娘もすぐになついた。
語学のハンデがある身としては小人数でじっくり話ができる機会はとても貴重である。ブラジルについて、日本について、お互いのバックグラウンドについて等、
様々な話に花が咲いた夕べであった。

2月6日(木) Movie Night

夕食後に3人でご近所のDanのお宅へ。今日はMovie Nightのお誘いを頂いているのである。
タック・コミュニティーには普段良く参加しているキッズ関連のイベントや「BUNKO」の他にも様々な「定例アクティビティー」があるのだが、そのうちの一つが
"Movie Night"。誰かの家でわいわいとビデオやDVDを見る集まりである。各アクティビティーを主催するのは基本的には1年生なので、毎年10月頃に幹事の
引き継ぎが行なわれる。ダンナのクラスメートであるDanとDiana夫妻は去年の幹事だったのだが、「引退」後も時々内輪の集まりを開いているらしい。

お宅にお邪魔してみると、先客はママ友達トレイシーのご主人であるスコット1人。他にも何人かの日本人クラスメート達に声がかかっていたようだが、都合が
ついたのは我々だけだったようである。Dianaがいないと思ったら、トレイシー宅で行なわれているパートナーだけのアクティビティーに参加しているとの事。
「じゃあ。。。」とスコットの方を見ると、"Yeah, I was kicked out !"と笑うご主人であった。

今日の映画はトム・クルーズの「マイノリティー・レポート」。Danが娘用に寝室のテレビで「トイ・ストーリー」を流してくれたおかげで、大人達だけで心おきなく
映画を楽しむ。「オーディオは僕の趣味」というDanのお宅は壁一杯の画面にスピーカーも7つ!部屋を真っ暗にして見たDVDは迫力満点であった。
「今までそれほどオーディオを気にした事はなかったけど、ああいうのもいいね。皆で集まっても楽しいだろうね。」等とダンナと話しながら我が家に戻ると、
大き過ぎるテレビ台の上にちんまりとおさまっている我が家のテレビはいつもにもまして小さいのであった。

2月5日(水) 結果的に自宅日

ダンナを送ったその足で1時からの図書館のStory Time(絵本の読み聞かせ)に行こうと思っていたら、今日は昼過ぎからの授業がないので2時過ぎにご登校
との事。それならば久しぶりにタックのプレイグループに参加しようと3時半にタウンハウスのプレイグランドに行ってみると、今日は天気がいいにもかかわらず誰も
いない。タウンハウスに住んでいるモニカやクラウディア達の車も見当たらなかったので結局自宅に帰る事に。
スキーパンツもはかせてすっかり外遊びモードになっていた娘、「いーやっ!おうちにかえらないのっ!ままとそとであそぶのっ!」。という訳でダンナのつくりかけの
かまくらの様子を確かめに家の脇に行ってみる。先日久しぶりに突然作業にとりかかってるなあ(義父から「かまくら、できたのか?」とのメールが入ったらしい)
と思ってたら高さは大分いい感じ。が、とんがり帽子の様な形がイマイチなのである。かまぼこ型に修正しようと、周りにペタペタと雪をくっつける作業に没頭。
今日の気温は低めで雪もさらさらなため、この作業にはあまり適さなかったかも。

スペイン語の宿題や先日のデモのレポート等、やらなければならない作業は色々とあるものの、なんとなく気分がのらずにぐーたらモード。娘と一緒にディズニー
チャンネルを見る。娘が寝入ってからテレビのチャンネルを換えていると"Life of Queen"なる番組がちょうと始まるところ。映画かと思ったらイギリスのエリザベス
女王の一生を当時の映像等を交えて描いたドキュメンタリーだった。ちょっとだけのつもりでチャンネルを合わせたのだが、これが結構面白くて最後まで見る。
よりによってチャールズ皇太子がダイアナ妃と結婚を決めたところでダンナから「お迎えコール」が入ってしまい、帰宅してからも夕食の準備等のためにその後の
部分はちゃんとは見られず。当時の女王付きの女官や他の王族等、様々な証人が登場するイギリス製作のその番組は、女王の生立ちを通して王室の
内情を(スキャンダラスな部分も含めて)かなり赤裸々に語っていた。「日本だったらこんな番組はありえないよね」とダンナと一緒に感心(?)。

2月4日(火) Eちゃん再びバースデー

ダンナをたたき起こして早めに学校へ送る。今日は再びEちゃん宅でバースデー・ランチパーティー。今回はタックの1年生パートナーやメディカルのパートナー達
を招いての「日本人パーティー」である。娘は不思議そうに一言「あれ、Eちゃんまたたんじょーびなの?」。
今学期に入ってからダンナの授業は毎日お昼過ぎからになった。もともと朝は全く食べない(というよりその時間に起きていない)ダンナなので、ブランチを食べて
から学校に行くようになった事自体はいい事なのであるが、今日のように午前中から私の方に予定が入った時はちょっと大変。前夜、頼む時には実に快く
協力をする約束をしてくれるものの(基本的に寝てる時と酔っ払っている時以外のダンナは話のわかる奴である)、一旦寝に入ってしまうとどうにもなりません。
何度催促しても「。。。 はい。。。」、「。。。はい。。。」と弱々しい返事が返ってくるだけで、なかなか体は動かず。娘の父親に対するイメージもすっかり
「ぱぱ、いっつもいっつも、いっつもねてるねー!」。超夜型人間の悲劇である。かくして今日もパーティーには30分以上の遅刻。

いつもはポットラックで集まるEちゃん宅であるが、今日のランチは全て"made by Eちゃんママ"。かれこれ2年近く食べていないおでんには感激である。
ほかほかのおこわにイチゴたっぷりのショートケーキ、クリ−ミーでこくのあるパンナコッタ等の美味しいご馳走を堪能させていただいた。広いお宅で子供達が
奥の部屋にこもりっきりになると大人達は心おきなくおしゃべりに花を咲かせ、その盛り上がり様はEちゃんママ曰く「お酒でも飲んでるのかと思った」という程。
日本人ばかりで集まった後でいつも思う事だが、「英語もこんなに自由に話せたらさぞ楽しいだろうなあ。」。

2月3日(月) 勉強不足

夕方からSachem 11/12で行なわれたアルゼンチン人のMaria Graciaの3才のバースデー・パーティーに参加。予想通り今日の参加者は圧倒的に
"ラティーノ"中心であった。もともとラティーノ同士は普段から非常によく集まっているようだが、これが正式なパーティーとなると本当に全員がそろうという感じ。
キッズ・パーティーでも子供のいないパートナー達全員が顔を出すのである。
本日の大人の参加人数は20人強。うちラテン系以外のパートナーはロシア人2人、アメリカ人3、4人、そしてアジア人は私1人であった。会場はスペイン語が
飛び交っているのにやはりチンプンカンプン。まだまだ勉強が足りません。

夜に図書館から借りた「ドライビング・ミス・デイジー」のビデオを見る。日本で一度見た事があったのだが、英語で見るとモーガン・フリーマン扮する運転手の
台詞がなかなか難しいのである。字幕付きなのでところどころビデオを止めながら辞書で単語を調べたりするのだが、くせのあるジョークを飛ばす彼の台詞は
時に単語が全部わかってもイマイチ意味がつかめなかったり。こちらの方もまだまだ勉強が足りないのであった。

2月2日(日) 久しぶりのお茶会

今日は自宅日にしてたまった雑事やホームページの更新等をして過ごす。
午後3時過ぎ、Occum Pondでのスケート帰りにEちゃん母子が我が家に寄ってくれたので昨日のデザートの残りでお茶を飲みながら子供達を遊ばせる。
夕方にはご近所のM子さんも遊びにきて暗くなるまで3人でおしゃべり。今年初、久しぶりの「なりゆきお茶会」であった。

2月1日(土) K君's birthday party&お客様

朝10時にK君パパがK君を預けに来る。今日はSachem11/12でK君の2才のバースデー・パーティーが開かれるのである。
大人だけでも30人近くが来る予定のパーティーはなんとランチ・パーティー。料理好き&上手なK君ママは宅配ピザではなく全て手作りで用意するという。
普段は週末にキッズ・パーティーがあっても「俺行かない」と言うダンナももちろん今回は参加表明。パーティー開始時間少し前に預かっていた「主賓」を
連れて一家でパーティー会場へ。
テーブルにはちらし寿司にサンドイッチ、鶏のから揚げにつくね、ラザニアにチーズケーキ、抹茶ムース等のご馳走が所狭しと並び、次々とかけつけるお客様達
で会場内は大賑わいである。普段は子供達を食べさせるついでに自分はちょっとつまむ程度のママ達も、今日は美味しい食事をしっかりと楽しんでいた。
自分が作った訳ではなくても、お寿司やから揚げ、つくね等の日本料理を外国人が喜んで食べている様子を見るのは鼻高々なのである。

夜はご近所のI家(IおにーちゃんとM子おねーちゃん)を夕食にご招待。娘が9時前後に寝てしまったので、思いがけず長い大人の夜を楽しめたのでした。

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