Diary of October    Makko's Diaryの目次へ   ホームへ戻る  

 

10月31日(木) Trick or Treat !

ハロウィーン本番の今日は6時にメディカルのK君一家とD君&R君と2人のパパを誘ってSachem内をまわる。暗くなってからまわり始めるのが恒例の"Trick or
Treat !"(いたずらされたくなかったらお菓子をちょうだい)ツアーは、家の窓や玄関口の外にある灯りがついている家、パンプキンの灯篭"Jack‐o-Lantan"が
飾ってある家だけとまわるというのが約束事になっているようだ。我が家も待ち人達ご到着までの間に「間抜け君」と「ドラえもん君」の中のキャンドルを灯して
窓際に飾り、家の外側にも去年の卒業生に頂いた電球タイプのパンプキンを置いた。
すっかり日も暮れた5時半頃、最初のノックはJustinの子供達3人。パパに連れられてスパイダーマンの悪役(?)の怖い仮装のSamとJackが元気よく"Trick
or Treat !"。少し遅れて2才前のElizaも可愛いドレスでちょこちょこと登場。お約束の台詞は言えないが「お菓子欲しい?」と聞くとこっくり(笑)。
その後も五月雨式ではあるが、次々と青虫、プリンセス、魔法使い、忍者等が親に連れられて我が家を訪れる。やっと歩けるようになったばかりのCole君は
趣旨も全くわかっていない様子でチョコレートを差し出してもキョトン。イベントに参加させてあげたいという親心はどこも一緒のようである。

6時半に待ち人達が全員そろったので我が家も早速出発。まずはご近所から、とSouth Sachemと呼ばれる我が家を含む25軒の家々をまわる。9割以上の
家に明かりが灯っていたため、子供達はきゃあきゃあ言いながら次々とドアをたたいてはお決まりの呪文を唱える。お菓子をもらった子供達にはサンキューを
言わせ、親は"Happy Halloween !"と挨拶をしてから次のハウスへ。最後にはすっかり体が冷えてしまっていたが、車で知り合いの多いタウンハウスまで足を
のばして結局1時間近くのツアーを楽しんだ。

我が家に戻って一息入れてから皆でご近所のI氏宅へ。ハロウィーンをさかなに飲みましょうとのお誘いを頂いていたのである。M子さんの美味しいご馳走を
頂きながら、皆でわいわい。子供達の仮装はハム太郎にハチ、パワーレンジャー2人、プリンセスと。大人もパンプキンにバカ殿、アフロに魔女等、仮装しての
参加者が多く、パーティーの後半はかわるがわる各種ヅラのかぶりあいとなる(イッキのみと一緒でとても拒否できる雰囲気ではないのである)。
祭りの後はとても公けにできないような写真の数々であった。

子供達がお菓子をねだるこのイベント、実は10月だったか11月だったか、ドイツでも似たような日がある。死者を迎えるハロウィーンとは異なり、ドイツでは
聖マルティンという偉大な人をたたえる日。子供達は学校で提灯を作って聖マルティンをたたえる歌(たくさんあります)を練習する。当日は提灯を持って家々
をまわり、戸口で様々な歌を歌ってお菓子をもらうのである。経験者としてはちょっとアメリカのやり方が楽をしすぎに思えたりして。

10月30日(水) Halloween Party

夕方の4時頃にTUCKのブキャナン独身寮内にあるラウンジへ。今日はキッズ・コーディネーター達が一日早いHalloween Partyを企画してれたのである。
最初は娘だけを仮装させていくつもりだったのだが、K君ママやEちゃんママからのプレッシャーに負けてダンナの金髪ヅラを借用する事に。日本から持参した
パーティー用ドレスにハイヒール等、家の中にあるものをかき集めての仮装である。かつてした事がない程ばっちりと化粧をした顔は本人が恥ずかしくなる程
「濃い」顔(しかも金髪なのに眉毛は黒)になり、サングラスをしているにも関わらず駐車場から会場までの道程を思わずうつむいて歩いてしまう程。。。

会場についてみるとママ・キッズは仮装している人が多く、パパの仮装はちらほらと見かけるのみ。I氏からバカ殿のカツラ
を借りていたダンナは会場の雰囲気をみてカツラを片付けてしまう(ずるいよね)。
会場を歩きまわってもサングラスをしたままだと気付いてくれないママ友達もたくさん。話しかけると口をポカンと開けて
逃げてしまう子供達に腹をかかえて大爆笑する友人達。肝心のEちゃんママは魔女のとんがり帽子をかぶっただけの
そっけない仮装で、人の事を「小柳ルミ子」呼ばわりである(K君パパには「積み木くずし」とも言われたっけ)。
フォーマル・パーティー等でデビューさせたかった一張羅をこんな形で着る事になるとは。。。と嘆きつつ、時間がたつに
連れて周囲の驚き方にも慣れ、最後はサングラスもはずす。奇抜な金髪カツラのおかげで、大人とは"Wow, that's
great ! I like it!", "Thank you !"程度、子供達とは口もきいてもらえなかった2時間であった。
ブキャナン寮内の部屋をまわりながら初めて"Trick or Treat !"を体験した娘は自宅に戻ってからもひとしきり歌うように
お菓子のもらえる魔法の呪文を唱える。明日の本番もちゃんと言えるかな?

10月29日(火) Sushi Dinner

娘の風邪を完治させるため、定例のプレイグループへの参加は見送った。今晩のお客様のために家中の掃除、そして巻き寿司の具、デザート等を準備。

夕方4時前にK君親子が到着。先週に引き続き、K君ママが写真コースに出ている間のベビーシッターを引きうけたのである。K君パパはオンキャンパスの面接
が入ったらしい。寿司づくりの名人であるK君ママから飯台を借りてすし飯の炊き方等を確認する。ボストンから買ってきたばかりのお米がどうも上手く炊けない
のである。
K君ママはT内氏の奥様のKさんから借りたパンプキン用カービングナイフも持ってきてくれた。先日Billings Farmでもらってきたパンプキンを早速ダンナが彫り
始める。なかなか器用な手つきで30分後に出来たのは「ドラえもん」であった。私のといい、ダンナのといい、アメリカらしさのない我が家のパンプキン達である。
5時前にK君ママが我が家を後にしてから夕食の仕度の仕上げをしてお米の炊けるのを待つ。不安一杯でふたを開けた炊飯器の中には、ぱらぱらのご飯が。
美味しそうなパラパラではなく「え。。。炊けてない?」と思うぐらい固い。それでも中を軽く混ぜてみると中の方はやわらかめだったので、とにかくすし酢を加えて
何度も味見。ポットラック・パーティー等でK君ママのお寿司を食べ慣れてすっかり舌の肥えてしまっている私にはやや不満な出来だったが、仕方がない。

6時半頃に今日のお客様がご到着。ダンナのクラスメートのソニア、ブラジル人女性である。挨拶をした事はあったが、ゆっくりと話をする機会は今日が初めて。
ダンナにワイン、私にチョコレート、娘にひよこのぬいぐるみを持ってきてくれた律儀な彼女は、椅子に座ったK君を見て"...Did you have another baby?" と
一瞬困った顔(笑)。事情を説明するとK君親子とも面識のある彼女は安堵しながら"もうこんなに大きくなったの?"と笑った。
ビールで乾杯し、サラダを食べながらしばらくおしゃべりした後でメインディッシュの巻き寿司づくり。にんじん、しいたけ、卵焼きときゅうりをはさんで全員が一本
ずつ巻き、スモークサーモンで押し寿司も作る。マグロの代用品として用意してあったアボガドは3日前に買ってあったのに全く熟しておらずに断念。
日系人の多いブラジルで育った彼女は日本食の大ファンらしい。お寿司も抹茶ババロアも日本茶も喜んでくれた。ブラジルには日本語のまま定着した食材
が多いらしく、英語での彼女の会話の中に「かにかーまー(カニかま)」、「ばんちゃー(日本茶全般)」等の単語が混じるのが面白かった。
8時頃に寝てしまった娘のおかげで、11時前まで大人だけの楽しい時間を過ごした。

10月28日(月) BJ's 入会

今朝は久しぶりのご飯食。娘も一時帰国以来のしらすご飯に食欲旺盛である。
「リクルーティング・ウィーク」と称された今週は、2年生の授業は全てお休み。その代り学生達はオンキャンパス・インタビュー(企業の採用担当者がTUCKまで
出向いてきてくれる)に忙しいようである(ほとんどのビジネススクールは学生の就職活動に関係なく通常通りのハードな授業が行なわれるらしい。改めて気付
いた事だが、TUCKは学生に対して実にサポーティブな学校だったのだ)。ダンナはオンキャンパスのインタビューはないらしいので、今日は久しぶりにのんびりと
過ごした一日。

午後に1人で買い物に。こちらに戻ってきて以来散々迷っていたホールセールストア、"BJ's"に入会する事にしたのである。値段は確かに安いのだが、各ロット
が我が家にはいささか大きく、残り8ヶ月程度で果たして年会費$35のもとをとれるかしら(しかも一旦入ってしまえばあれこれと余計な物まで買ってしまいそう)、
と他店との価格比較表まで作って検討した結果の決断であった。
日用品や食材を買って入会用カウンターにいくと「現在キャンペーン中で年会費は$25」との事。なんだ、迷っていたのがバカみたい。
しかも2枚もらえるメンバーカードは、夏休み前にきいた話と異なり家計を共にする者である必要はないとの事。ならば買い物につきあってもらう事の少ない
ダンナじゃなくて友達とシェアした方が年会費も更に半額になっていいかも。
ただし優柔不断な私と違ってほとんどの人は既に入会しているはず。シェアする相手を見つけるのは難しいかなあ。

10月27日(日) Billings Farm

11時半にK君親子のお迎えでWoodstockにあるBillings Farm & Museumのへ。この農場では、年間を通してその時々の農場での生活や作業等を垣間
見る事ができる。今日はFamily Halloween というイベントが催されており、入場料は仮装した子供達が無料。大人は$9。
残念ながらお天気は曇りでやや寒かったものの、本物の羊や馬に触れる事ができてK君と娘は大喜び、パン食い競争のように糸でつるされたドーナツのコー
ナーではしばらくそこを離れようとしなかったり。仮装した子供達が一斉に行進するパレードや馬2頭に引かれてのHay Ride、パンプキン・アイスクリームの作り
方の見学&試食、Pick your own Pumpkin(その場でカービングもできたのだが、我が家はダンナ用に持って帰る事に)等を楽しんで4時半頃に帰宅。

K君親子に我が家まで送ってもらったついでに一緒にお茶を飲んでいると、公園にママ友達のKittyの姿が。ずっと外にいるのも寒いだろうと中へ誘う。彼女は
今日は買い物をしたり家事をしたりで、夕方になって息子のNedに外の空気を吸わせようとSachemに来たらしい。日本人学生達は皆ボストンに出払って
いるという話から、しばらく就職活動についてあれやこれやとおしゃべり。
全世界的に景気が悪化している中、採用活動を行なう企業は去年に比べて激減している。採用活動を行なう企業でも採用数はかなり減らしているため、
今年の学生達は皆就職先を見つけるのに非常に苦労しているようである。MBAのトップ校に入るはずのTUCKでもそれは同じで、既に夏のインターン先から
オファーをもらった恵まれた人は別として、ほとんどの学生は自分の希望する業界以外の企業までまわらざるを得ないという現状である。かくして学生達は
とても忙しく、パートナー達も落ちつかない不安な日々を過ごしている人が多い。

夜7時過ぎにダンナがボストンから帰宅。夕食を食べながらボストン・キャリアフォーラムの話をあれこれと聞く。就職活動は大変ながらも、アメリカ各地のビジネス
スクールに散らばっていった当時の勉強仲間達とも再会・情報交換が出来、充実した3日間だったようである。
待ちに待ったお米をボストンから買って帰ってきてくれたおかげで、我が家の米びつも再び一杯に。ハノーバーのコープで買うよりも安くて美味しいというお米のために、3日前に米びつが空になってからはパンや麺類を食べてしのいだのであった。やはり米びつが空っぽというのは他の何がないよりも辛いんだ、と実感。

10月26日(土) Pumpkin Curving & Tea Time

安静に過ごさせようと思っていたのに、あまりにも元気な娘。公園に出たいだの、Claraが来ないだのとうるさいので、昨日「大人しく過ごさなければいけない
なら明日うちにおいで」と言ってくれていたPaulaを我が家にご招待する事にした。カステラを焼いている最中にM子さんが「シュターンに買い物にいくから」と
ついでの有無を聞きにきてくれたので、現地で待ち合わせをしているというKさん(T内氏の奥様)も一緒に帰りに寄ってもらう事に。

2時過ぎに我が家に来てくれたM子さんの手土産は大きなパンプキン2つ。さっそくM子さんがKさんに借りた専用のCurvingグッズを使って一緒に作る事に。」

初めにナイフでパンプキンのてっぺんを丸く切り取り、中のワタを掻き出してから側面をお好みで
くりぬくのだが、パンプキン専用のナイフとは手の中にすっぽりと収まるとっても小さなノコギリタイプ。
最初の作業は大きなナイフの方がいいだろうと、私が果物ナイフ、M子さんが万能包丁を使った。
かぼちゃは意外なほど柔らかく、普通のナイフでも簡単にくりぬける(幅の広い万能包丁を使った
M子さんとは八角形になったが)が、ワタを掻き出していよいよ顔の部分に取り組みはじめた時は
目からウロコであった。「こんな小さな物で?」とややバカにしながら使い始めたナイフはさすが専用
グッズ、実に使いやすいのである(考えてみればアメリカ人の誰もがこの時期に楽しむパンプキン・
カービング、難しい作業であるはずがない)。
細やかな曲線も思いのままとなると俄然やる気が違ってくる。紙とペンで仕上げた原案をひととおり
くりぬいてからも「ここがもうちょっと。。。」等と、微調整にこだわってM子さんとかわるがわるパンプキン
を彫り続けた。
出来あがった我が子はちょっと間抜け君、M子さんのはジャパネスク君。2つ並べると性格の違う
子供達のようでなんだか可笑しい。

作業の途中にKさんも到着したのだが、カービング作業が終わってお茶の時間になったのは夕方頃。K君親子、そしてPaulaが到着してからはいつものお茶会
となった。ご主人達がキャリアフォーラムに行ってWidow状態なのは日本人パートナーだけなので、Paulaはご主人と一緒に誘ってみたのだが、予想通りPaula
は上の子のClaraだけを連れて来た。下の子のMarcosはご主人が自宅でみているとの事。7時頃まで続いたお茶会の最後に「誘ってくれてありがとう。おかげ
で自宅で退屈しなくて済んだわ。」とPaula。今度、ラテン系男性の家族サービス事情について聞いてみようかしら。

夜の8時半頃、M子さんが写真を撮りに再び我が家へ(うちのデジカメはダンナが無断で持ち出してしまっていた)。日本で買ってきたという「バカ殿」かつらまで
持参していたのでかぼちゃや娘にかぶせたりしているうちに、「これはハロウィーンの大人の仮装に使えないか」と、我が家の金髪のヅラも引っ張り出して今度は
大人達のファッションショー。ダンナ不在の夜に奥様達がこんな事をして過ごしているとは(うちだけだって)誰も思うまい。

10月25日(金) 娘を病院へ

7時半にボストンに向けて出発したダンナに合わせて母子も起床。2日間パパに会えなくなるというのに珍しくご機嫌の悪い娘である。
9時前にスペイン語レッスンの仕度を終え、さあ出かけようという時になっても相変わらず不機嫌な娘にふと、熱を計ってみる事を思いつく。案の上微熱が。
右耳をしきりに気にしているのも風邪のせいだろうと、スペイン語レッスンはキャンセルして自宅で過ごす事にする(ちょっと嬉しかったりして。最近のレッスンは
異常に進み方が早く、とってもハードです)。

週明けになると思われた病院の予約は意外にも今日の午後にとれ、大学の授業から帰って来たM子さんの車に乗せてもらってダートマス・ヒッチコック・
メディカルセンターへ。予想通り右耳の内部に軽い炎症があったので抗生剤を処方してもらった。
微熱の残っている娘のご機嫌はすっかり直り、家の前の公園で遊んでいた子供達のところへ行きたがるのを説得するのに一苦労。明日一日、なんとか
家の中で過ごさせるようにしなきゃ。

娘の担当のMargaret先生は、2月の渡米直後に診察してもらった時の事を覚えていてくれていた。「あれからここの環境には慣れた?」と聞かれて思い出す。
当時はぐずぐずと迷った末、一向に直る様子のない娘の容態に背中を押されるようにしてやっと電話をかけたのだが、事前に英語のメモ書きを用意した上
での緊張いっぱいの電話。病院内の受付時、診察時、事後の保険の手続き等、全てにおいて不安だらけのおっかなびっくりの日々。
あの時よりもずっと軽い今回の症状にもかかわらず、なんの精神的ハードルも感じずに気軽に予約を入れるようになっていた自分に気付き、思わず
「ええ、すっかり慣れました。」と強気な返事をしてしまったのであった。

10月24日(木) 幼稚園

午前中はプライスチョッパーでお買い物。今日は初めて店内の「託児コーナー」を利用した。夏休み前の初トライ時は、娘の希望で登録を済ませたにも
かかわらず、母親と一緒に入れないと知った途端に「もえちゃん、はいらない。」だったのだが、今回はニコニコと中に入っていった。30分以上の買い物の間も
緊急連絡用ブザーが鳴る事はなく、迎えにいくと満足した顔ですんなりと出てきた。帰り際に"I played while mommy was shopping"と書いたシールを
お姉さんに貼ってもらって得意満面の娘。車の中でも「もえちゃん、いーこにあそんでたんだよ。なかなかったんだよ。ばーびーであそんだの。」とひとしきり報告
するのであった。まだまだ英語が話せるようになった訳ではないのだが、1人で預けられても不安に感じない程度には慣れたようである。家の前の公園に1人で
遊びに行っているからではないかと、今の住環境に改めて感謝。今だったら幼稚園に入れても問題ないんだろうなあ。

買い物の帰りにEちゃんの幼稚園に立ち寄る。午前中にEちゃんママと待ち合わせをしていたのだが買い物に手間取って会えなかったため、Eちゃんのお迎えの
時間を狙ったのである。幼稚園の駐車場に車を止め、外遊びをする子供達を眺めながらお迎えの時間を待つ。
「もえちゃんもいきたい。」「うーん、もえちゃんは中に入れないんだよ。」「…もえちゃん、よんさいになったらようちえんにはいれるの?」「4才になったら幼稚園に
入れるよ。」「…Eちゃんはまださんさいなのにどうしてようちえんにはいれるの?」う。。。なかなか鋭いつっこみなのである。

明日からダンナは就職活動のために2泊3日でボストンへ。車に乗っていくので今週末は「足なし」で過ごす事になりそうである。

10月23日(水) Pumpkin Painting Party

朝、ブラインドを上げると一面の雪景色。初雪にもかかわらず、10cm近く積もっている光景にしばらく唖然としてたたずんでしまった。大学に送っていく間の
ダンナは寒い、寒いと言いつつもなんとなく嬉しそう。やはり彼は犬型のようである。

午前中のベビーシッターは先週に引き続きキャンセル。G君の風邪は直ったのだが今度はD君にうつってしまったらしい。元々は父親の風邪だったとか。
家族全員で健康管理に注意しなければいけない季節がやってきたようである。

3時過ぎにSachem 11/12へ。今日のプレイグループはハロウィーンに向けて"Pumpkin Painting Party"なのである。CuttingではなくPaintingにしたのは、
小さい子供達を意識しての事らしい。
室内に入ってみると、テーブルの上にはバスケットに入ったミニパンプキンに色とりどりの絵の具、筆等が並べてあり、スナックやバナナケーキ等も用意してあった。
小学生達が帰宅しないうちに、娘を含む小さな子供達は早速パンプキンを手にペタペタと色を塗り始める。1色しか使わない子、全部の色を使ってパンプキン
を真っ黒にしてしまう子、塗る作業にさっさと飽きて食べたり遊んだりしている子等で室内は大騒ぎ。大きい子供達が遅れて登場したおかげで、小さな作業
台もそれほど混み合わず、ママ達同士もおしゃべりを楽しんでいた。

パーティー終了後、EちゃんママはEちゃんを私に預けて我が家を後にする。今日は幼稚園のPTA会議があるらしく、ご主人の都合がつかないとの事。
Eちゃんが入っている幼稚園は当番制で保母さん達と一緒に子供の相手をする"Helping Parents' Day"があったりして、結構親も幼稚園行事に借り出さ
れるシステムらしい。
昨日と違って子供達はけんかもせずに大人しく遊び、夕食もちゃんと食べてくれるという優等生ぶりであった。

10月22日(火) K君シッター

お天気に恵まれた定例のプレイグループにはママ・キッズ達がたくさん集まった。日差しが明るくても子供達は帽子に手袋をしての参加である。
さすがに2時間近くのプレイグループの終わり頃には足先が冷たくなってしまった。あと何回外で遊べるかなあ。

プレイグループ後はEちゃんママの差入れてくれたピザでK君親子も含めてランチ。食後に昨日の失敗作を食べてもらいながらお茶をしていると、ご近所のM子
さんが我が家の前に止まっている車を見て遊びにきた。奇遇にも彼女もおまんじゅうを作ったらしい。私のは牛皮だったが、彼女のは外皮が温泉饅頭に
似ていて、中身のあんはなんとKidney Beans(チリコンカンに使う豆。見た目は結構金時豆風なんですが)で作ってみたとの事。塩味のきいた、あずきとは
また違った美味しさであった。
そのうちK君親子が去り、M子さんが去っていつものごとくEちゃんと娘の2人だけになった我が家だったが、今日は2人の相性もいまいち。何かと争いの種を
見つけてはけんかをする子供達、いちいち付き合わされる母親達の苦労を解決する便利グッズが発明されたらノーベル賞ものである。

4時半頃に再びK君親子が我が家へ。K君ママは今学期はダートマス大学の"Miniversity−写真コース"なるものを受講している。普段はご主人にK君を
お願いしているのだが、ファイナンス系の科目を履修しているご主人にとって今週が授業やプレゼンテーション準備の山場であるらしい。
久しぶりのK君シッターは実に順調。K君は相変わらず精神の安定した子で扱いやすく、年齢が違いすぎて子供達がけんかにならないのも楽な点である。
言葉をしゃべり出した1才半の子供ならではの様々な行動・しぐさの可愛らしさや可笑しさに、時間を忘れて楽しませてもらった夕べであった。

10月21日(月) 和菓子作りに失敗

空は快晴でも風は強く気温は低い。お客様もなく一日自宅でのんびりと過ごした。
以前M美さんにいただいた「白あん」と手持ちの白玉粉でおまんじゅうを作ってみる。白玉粉に水を加えながらよくこね、しばらく蒸した後に砂糖を加えながら
練り上げる。レシピ通りにやったはずなのに、できあがった外皮はなぜか「だまだま」だらけで、大福のすべすべとしたやわらかーい質感とはほど遠かった。。。
出来あがり作をM美さんにおすそ分けしようと思っていたので、「こんな出来じゃとても持っていけない」、「いやいや、白あんは美味しいんだから、和菓子に
ご無沙汰のハノーバー暮らしだし、持っていっても。。。」等と散々悩んだ結果、やはり自宅で消費する事に(M美さん、せっかくの白あんをごめんなさい)。
洋菓子よりも和菓子の方が難しいのかなあ。

外があんまり寒いので娘もちょっと出てはすぐに戻って来、自宅で大人しくパズルなどをして過ごす。夕方、そろそろダンナから電話が入る頃に「あっ、パウラ
だよ!もえちゃん、こうえんにいってくる!」といって娘が外に飛び出した。私のスペイン語の先生であるPaulaは家もご近所さんで、私が夕食の仕度をしている
頃によく2人の子供達を公園に遊ばせている。娘も一緒にブランコを押してもらったりしているうちにすっかり彼女になついてしまった。
しばらくして娘が彼女と一緒に我が家へ。「寒いから家に入るけど、モエを一緒に連れていってもいいかしら。」と言ってくれたので好意に甘える事に。
まもなくダンナから電話が入ったのでパウラのところにいくと「もえちゃんいかない。」。仕方なく一人で大学へ行き、戻ってきてお茶をご馳走になるつもりで顔を
出してみると、今度は「もえちゃんかえる。まま、はやく!」である。どうやらPaulaの下の子のMarcos(1才未満)とけんかになって負けたらしい。自分は散々
楽しんでおいて。全く勝手な奴である。

10月20日(日) Baby訪問

ダンナを大学に送ってから2時頃にM恵さん宅へ。先日出産したばかりのR君もはや生後4週間である。初めてお邪魔したお宅はベビーベットやオムツ用品
等、「小さな赤ちゃんのいるお家」の雰囲気。ちょっと懐かしい気分である。
スタディグループでお留守かと思われたご主人のKさんは今日はご在宅。日本人TUCK生の間でもゴルフ狂で名高いKさんだが、R君が産まれてからは周囲の
予想(期待?)を裏切り、打ちっぱなしだけで我慢されているそうだ。R君を抱っこしたりおむつを替えたり(うんこをおしっこをひっかけられてすぐにママにバトン
タッチしてたけど。。。)、お買い物を引き受けたりと、しっかりとした新米パパぶりを発揮されていた。
同じ時間に遊びに来たSachem仲間のタックパートナー、Aさんとも久しぶりにおしゃべり。日本人女性であるAさんはアメリカ人のKevinという男性(今期は
ダンナとスタディグループが一緒)と国際結婚をしてグリーンカードを取得している。国際結婚ならではの面倒な手続き等の興味深い話を聞かせてもらった。

夕食後、ダンナに娘をお願いしてジムへ。以前1度ジムであった顔見知りのアメリカ人1年生パートナーと一緒になる。「毎日きてるの?」と聞かれて「まさか!
週2回がやっと。」と答えると、「私は今日が2回目なんだけど、2回ともあなたに会ったから」と笑っていた。彼女は近々結婚式に出席する予定があり、手持ち
のドレスをきれいに着こなすためのジム通いなのだそうだ。お互い頑張りませう。

10月19日(土) Quecheeへ

昨日の夜更かしがたたり、親子そろって昼過ぎまで寝坊。天気予報が当って(というか、こちらの天気予報はめったに外れない)終日雨模様だったため、
T氏、T内夫妻と「White Mountainに紅葉を見に行こう」といっていた約束も中止になる。
その代りに親子3人で雨の中をQuecheeとその先のWoodstockまで車でドライブ。まだ紅葉は思ったほど進んでいなかったので来週末でも間に合いそう
である。どちらの街でも意外に多くの観光客をみかける。ずぶぬれのまま平気で歩いている人も(そもそもアメリカ人本当に傘を持たない。どうして?)。

夜PCが立ち上がらなくなる。おととい娘がコードにひっかかり、PCが机の上から落っこちてしまったのが原因だったのではと大慌て(あの時は娘も転んだのだが、
迷わずPCの方に駈け寄り、しかも娘を怒鳴りつけてしまった。母親失格である。。。)。
実は今回アメリカに戻ってくる際に空港で落っことし、起動スイッチの部分やバッテリー周りのハードの部分がかなり壊れてしまったのだが、中身の方は今の
ところ無事なのでだましだまし使っているのである。メールや家計簿、HP更新等、オンボロではあるが今の生活には欠かせないPCである。なんとか来年の
帰国時まで持ちこたえてくれる事を祈るのみ。

10月18日(金) お客様

スペイン語レッスンが終わってお昼を済ませてからJeniのお宅でクッキーの仕上げ。クッキー生地は甘さ控えめ、クリームチーズ味のフロスティングも甘過ぎず。
意外にも(失礼)美味しいクッキーであった。今度自分でもつくってみよう。

自宅に戻ってからは夕食の準備。久しぶりのお客様はT氏とU氏のお2人をご招待。U氏は1年生の日系アメリカ人で、彼の「リンク」(大学側が決めた
よろず相談相手)がT氏なのだが、彼ら3人はランゲージ・パートナーの約束をしているらしい。今日の会話は主に英語で進み、合間に時々日本語が入ると
いう感じ。見た目普通の日本人であるU氏と私達が英語を話す様子を不思議そうに見つめる娘であった。
現在キッチン設備のない独身寮住まいのU氏、毎日の食事はまずい事で有名なタックの食堂である。中華風コーンスープやコロッケ、シューマイや抹茶ババ
ロア等にこっちがびっくりするほど喜んでくれる。日系アメリカ人とはいえ、ご両親とも日本人の彼の実家での食事は日本食中心だったらしい。
U氏は日本に住んでいた事が全くないのに日本語がとても上手。メンタリティーも両国の部分を併せ持っているようである。別のパーティーとの掛け持ちだった
T氏が10時頃に先に帰ってからもU氏との会話ははずみ、気がつくと日付もとっくに変わっていた。

10月17日(木) さえない一日?

ダンナのお迎えが2時半と早い時間になったため、Jeniのお宅には伺えず。彼女がクッキーを焼いておき、仕上げのフロスティング塗りの作業を明日一緒にやる
事にする。昨日とうってかわっていいお天気だったのだが、私はなぜか何かと娘に対して切れまくり、その結果落ちこみまくり。

最近の娘は以前よりも扱い難い。兄弟ができたわけでもないのに赤ちゃんがえりの兆候があらわれ、甘ったれた赤ちゃん言葉を発したかと思うと、自分の思い
通りにいかない事に対して「いーやーなーのっ!!」等と私をたたいたり手近にある物を手当たり次第投げ散らしたり。忙しくない時はいいのだが、四六時中
娘と一緒にいると、いつも余裕を持って接してあげられる訳ではない。頭ではわかっていてもつい娘と同じレベルの感情的な怒り方(「叱り方」とは呼べない)を
してしまうのである。それで気分がスッとすれば再び余裕を取り戻せるのだろうが、大体はかえって自己嫌悪に陥り悪循環となる。なんとかして悪循環を断ち
切らなければ後味の悪いさえない一日になるのである。

お迎えにいったその足で買い物を済ませてから帰宅。夕食後に色々と迷った結果、1時間程ジムへ行く事に。
ダンナの授業が2限目からの月・火のどちらかの早朝に行くようにしているジム通いだが、今週は自分が起きられなかったのと夜に出られなかったのとで、早くも
週2回のペースが崩れてしまったのが気がかりだった。本来面倒くさがりなタチなので、ペースが1度崩れるとあっさりとあきらめてしまいそうだし、「ダンナが」、
「娘が」等と、自分に責任を感じなくてすむ言い訳はいくらでもある。
さえない気分のため何もかも面倒になってしまってぐずぐずと迷っていたのだが、一旦ジムに行くと決めた途端に体が動くように。明日のお客様のデザートを
作ってからジムに行き、戻ってきた時は気分も変わっていた。運動をしてきたからではなく、「自分のペースを守れた、さえない気分を断ち切る事ができた」という
ささやかな満足感からである。自分のスケジュールがダンナや娘の影響を受けやすい今の生活の中を楽しむためには、なんでもないようなこの積み重ねが
結構大事だったりする。

10月16日(水) クッキー作り

終日雨。昨日よりも少し体調が回復したらしいダンナを2限目に間に合うよう大学に送る。第3回目のベビーシッターはG君が風邪気味のためお休みになった
ため、予定のない水曜日に。CDをかけながらスペイン語の宿題をして過ごす。娘は久しぶりにPlay-Dohに熱中、寝室は粘土だらけ。

3時過ぎに粘土を片付けがてら家中の掃除をしていると、ななめ向かいに住んでいるJeniから電話。クッキーを焼くから、というお誘いであった。
ご主人がエコロジー学部に入学し、今年の9月にSachemに越してきた彼女とは公園で会う事が多く、「アメリカならではの料理」という話をした時にシュガー
クッキーの作り方を教えてくれる事になったのである(アメリカ料理といえばアップルパイらしいのだが、彼女はアップルパイを作るのが苦手だとか。それにしてもアメ
リカ人に聞いてもお菓子のレシピばかりが先に出てきて、料理というと本人達も首を傾げてしまうのが面白い)。
自宅にお邪魔するとやっぱり彼女も持ってました、キッチンエイドのミキサー。ショートニング、砂糖、卵等を次々とそこに放りこんでいくだけ。本当に便利な機械
である。「ハンドミキサーなら持ってるけど」と言うと、「あれだと上手に練れないでしょう。」との返事。確かにパン生地などをあれで練ろうとは思わないけど、
クッキーを作る時に不便に感じた事はないけどなあ。
生地の材料が全て入ったボウルをミキサーに混ぜさせながら、「日本のクッキーは冷蔵庫で1時間ぐらいねかせるレシピも多いんだよ。」と言うと、「これはそうじゃ
ないレシピよ。。。。あら?」レシピカードを見ると「一晩ねかせる」。彼女のお気に入りのこのレシピ、年に数回大量に作っている割には毎回2日かかる事を
忘れているらしい。続きは明日という事になり、5時頃まで子供達をあそばせながらおしゃべり。今日のタウンハウスのプレイグループはおそらくSachem 11/12内
で行なわれたのだろうが、結局そちらには参加しなかった。

7時頃に迎えにいったダンナの体調はまあまあのよう。少なくとも今回は寝こまずに済みそうである。

10月15日(火) 冬の足音

毎週のごとく、ダンナを大学に送ってから家の前の公園プレイグループに遅れて参加。朝起きた時はとても寒かったのに気がつくと空が晴れ上がっていた。
気温は低いのだが、強い日差しのおかげで暖かく感じられるのである。夏にも思った事だが、こちらの日差しは日本よりもずっと強い。日焼けしやすいという
点では注意が必要なのだが、寒い季節になると「恵みの太陽」という言葉を実感するのである。とはいえ、今日の参加者達は大人も子供も防寒具を
着込んでおり、「さすがのアメリカ人も寒く感じる季節になったんだ」と変な納得の仕方をする。

昼過ぎにプレイグループ時にK君ママから預かった本をM子さんが引き取りに来てそのままいつものおしゃべりに突入。3時過ぎにK君ママから「K君が昼寝
から覚めた」という電話が入ったのをきっかけに、娘と私は外出の仕度、M子さんは英語の勉強のために自宅に戻る。
K君ママ宅へ向かい、そのままプライスチョッパーの近くにあるアイスクリーム屋へ。プレイグループの時にClaudiaから「昨日は有料だったの。店じまいの無料
提供は今日なんだって」と聞いたので、「今日は暖かいからいってみよう」と、K君ママと約束したのである。
無料というだけあって、店先は大人子供でにぎわっていた。外のデッキチェアに座っている人たちは皆あきれるほど大きなソフトクリームやアイスクリームを
食べている。「いくらタダでもあんなには食べたくないなあ。」と、頼んだソフトクリームの"small"は彼らと同じサイズ。コーンの上部分のクリームだけで15cmは
あった。ベビーコーンを頼んだ娘のソフトクリームが日本の普通サイズ。最後は胸焼けまでしながら頑張ったのだが、結局半分も食べられずにギブアップ。
店が再びオープンするのは来年の春だという事だった。

「終わりは10時頃になると思う」と言っていたダンナがT氏に送られて帰宅したのは9時前。熱っぽいのでスタディグループを早引けしてきたとの事。熱をはかって
みると微熱ではあったのだが、軽い夕食をとってそのまま就寝。1度熱があがると数日間寝込む事が多いダンナなので、明日からの様子が気がかりなところ。
いよいよ冬が近づいてきたように感じた一日であった(といってもまだ紅葉の季節なんですが)。

10月14日(月) にぎやかな一日

マーボー茄子と餃子を作って幼稚園帰りのEちゃん親子と1時過ぎにGabi宅へ。大量購入したひき肉で作った料理を持ちこんでのポットラック・ランチである。
今朝になって電話をしてみた即席のお誘いだったのだが(場所がGabi宅になったのは次男のお昼寝タイムのため)、Gabiもサラダと鶏肉料理を用意してくれて
充実した食卓となる。途中ClaudiaとMonicaも顔を出し、3時頃までにぎやかなおしゃべりを楽しむ。
その後で近所のアイスクリーム屋さんが今シーズンの店じまい前に無料でアイスクリームを食べさせてくれるというので、皆でそのお店にいくつもりだったのだが、
一旦Eちゃん親子と食器などを置きに我が家に戻った時に「こんなに寒くて風が強いと、なんかアイスって気分じゃないよね。」とやめる事に。店内で食べられる
のだと思っていたら、カウンターだけのお店なので外で食べなければならない事がわかったからである。既に現地に向かっていたGabiの携帯電話に連絡を入れ
ると、「えー、全然寒くないのに。」と言われたEちゃんママ。こっちの人は本当に寒さに強いのである(といってもGabiはエクアドル人)。

昨日に引き続きEちゃんママとのんびり過ごした午後。難点は2人の子供達のいさかいである。最近自己主張が激しくなった我が家の姫と、もともと姉御肌で
しきり屋さんのEちゃんとの仲は昔ほど落ちついていない。思い通りにならなくなった娘にEちゃんが泣き出す、というのが最近の構図。2人とも結構頑固なので
ご機嫌取りに忙しいママ達なのであった。
時間が遅くなったのでお昼の残りと追加のおかずで簡単に食事をすませ、珍しく遅い時間にアップルパイの差入れをしてくれたM子さんも交えて7時頃まで
おしゃべり。2年生になってもたいして授業は楽にならず。どこのお宅もダンナ達の帰宅は遅いようである。

10月13日(日) またまたEちゃん宅へ

昨日のパーティーの時に誘われていたので2時過ぎにまたまたEちゃん宅へ。「今日はパーティー疲れを癒してリラックスしよう」と言っていたのだが、到着してみる
とClaudiaの子供達2人(ArianaとFabian)がいて既に家の中は大騒ぎ。事情があってベビーシッターを頼まれたらしい。
Eちゃんママと2人でゆっくりとおしゃべりどころか、絶えずおきる子供達のけんかの仲裁や、乱暴な遊びの注意に振りまわされる。Eちゃんは娘がいないと2つ年上
のArianaや同い年のFabian(男の子)達と英語で仲良く遊ぶらしいのだが、同い年の娘が来ると日本語で遊び始めるらしい。残された2人がつまらなさそうに
しているうちに小さな事でけんかが始まるようである。最終的にはそれなりに全員が落ちつき、大人だけでおしゃべりを楽しめ、自宅から持ちこんだシューマイの
タネを皮で包む作業も完了。昨日のパーティーで珍しく余ってしまったBBQ肉のマリネと一部交換して6時頃に失礼する。

10月12日(土) Eちゃん一家宅 BBQparty

土曜だというのにめずらしくスタディグループの入ったダンナを大学に送ってから買い物へ。まずシュターンによってみると、なるほど白菜や大根、さつまいも等が
普段行った時よりも新鮮なようである。白菜、マッシュルーム、トマト、豆腐、卵、大根、ブロッコリー、バナナ等をそれぞれ丸ごと買っても代金は$10以下。
実に良心的なお店である。先日の事故で閉店等という事にならなくて本当によかった(笑)。
その足でPrice Chopperによって"Buy one get one free"キャンペーンになっている食品を中心にお肉等を買い込む。自宅に冷蔵庫とは別にフリーザーを
置いているのが珍しくないアメリカでは、お肉も1度に大量購入して冷凍するのが普通なのだろう。"Buy one"の"one"だって豚の塊肉2ポンド(約1kg)だったり
するのに、それを2パックである。といいつつ、今では自分もすっかりその方法で買い物をするようになっているのだが。

鶏のから揚げとネギソースを作りながらダンナの勉強が終わるのを待つ。今日はEちゃん宅で今シーズン最後のBBQパーティーがあるのである。結局3時間程
遅刻して7時半頃にお宅に到着。今日は日本人、ラテン系とアメリカ人がバランス良く入り混じっていたが、夜がどんどんふけていくにつれてアメリカ人が1人、
2人と帰っていき、結局最後は日本人とラテン系のみとなった(ラテン系の人は歌うのも踊るのも好き。特にカラオケ好きなところが日本人と気が合うようだ)。
PCからダウンロードしたスペイン語や英語の歌とEカラの日本語の歌が入り混じって流れる。Paula曰く「日本では学校で歌い方を習うの?本当に皆歌うのが
上手よね。ラテン系は歌うのは好きでも下手な人も多いのに。」。確かに全体のレベルは圧倒的に日本人が上なのである。どうしてでしょうねえ?

10月11日(金) King Arthur Baking Demonstration

朝スペイン語レッスンから戻ると車の音を聞きつけて娘が家の中から出てきた。目に涙を浮かべ、口をへの字に結んでうらみがましくこちらを見ている。
「まま、どこにいってたの?」「ごめんね。ママ注射だったんだよ(相変わらずこの口実を使っている私)。もえちゃん、えらいねー。パパとお着替えしたの?」「もえ
ちゃん、じぶんできがえた。」「パパは?」「ぱぱ、ねんね。。。」昨夜「まかせとけ」と言っていたのに、相変わらずアテにならないダンナなのであった。
2時からはダンナが第1回目のスペイン語レッスンへ。新学期からPaulaが初心者クラスを追加してくれたのだ(自分が既に中級者扱いされているのはこわい。
初心者クラスにもう1度入りなおしたいぐらいである)。娘と私はのんびりと自宅で過ごす。

6時過ぎに早めの夕食を済ませ、娘をダンナにお願いして"King Arthur"というパン屋さんへ。今日はパイのデモンストレーション・コースがあるのである。この辺り
で一番美味しいパン屋さんの1つであるこのお店には研修所が併設されており、プロおよび素人向けに様々なベーキング・コースを開講している。どのコースも
通常は体験コースで料金も$40〜350と高めなのだが、今回はデモンストレーションのみという事でタック生およびそのパートナー向けに1人5ドルでお店側が
特別に開講してくれたのである。去年のパン焼きコースに引き続き今回が2回目だそうだが、この企画を実現してくれたのは昨年のキッズ・コーディネーターでも
ある我が学年のタック・パートナー、Tracy。彼女はお金がかからなくて楽しいイベントの企画が本当に上手だ。
7時少し前に会場に入ると"バーS"の店主、Sさんが来ていてびっくり。8月に奥様が職場復帰のため帰国されて再び1人暮らしとなったSさんは試食が目的
だと言う(でもSさんはポットラック・パーティーに自作のから揚げやトンカツを持ってくる方である。今度はパイ作りに挑戦?)。まもなくEちゃんママやTracy、
Claudia等、顔見知りもぞくぞく教室に入ってきて(男性も結構いた)、最終的には50人程度集まる。
今回のレシピは「メープルシロップ・パイ(メープルシロップはこの辺りの特産品)」。もちろんパイ生地から作るのだが、なんとお店ではキッチンエイドのこねる機械
を使用していた。肝心のパイ生地をこねる工程はものの5分で終了したのだが、機械を持っていない場合は一体どのぐらい時間がかかるんだろうか。。。
デモンストレーション後はパイの試食タイム。メープルシロップ・クリームはシロップに生クリーム、コーンスターチを混ぜ合わせて加熱した、あんかけを連想させる
ような色と質感だったが、先に試食した女性が"You should try it ! It's like "Wow !""と感激していたそのパイはやはりすごーく甘かった。。。予想はしていた
ものの、アメリカ人の味覚には未だにびっくりさせられてしまう。でもパイ生地はサクサクしてとても美味しかったので、Eちゃんママと「今度キッシュでも作ってみよう
か。」等と相談しながらコーヒーをパイを食す。
コース終了後にジムに寄ってから帰宅。

10月10日(木) Mさんvisit

午前中の図書館のプレイグループに行くのをやめてミートソースと抹茶カステラ(最近こればっかりですが)をつくる。出来あがり作のおすそわけを持って1時半頃
にMさん宅にお邪魔(ご近所のMさんではない2年生パートナーです。M美さんと書いたほうがいいかしら)した。あらかじめ約束していたメディカルのK君ママも
まもなく到着し、しばらくおしゃべりしてからおもむろにシューマイ作りにとりかかる。
M美さんはここしばらく体調を崩していて外出禁止の日々が続いている。家事もあまりしないように言われているらしいので、なんと学生であるご主人が勉強の
合間に炊事洗濯をしているのである(夫の鏡だ。うちが同じような状況になったら果たしてダンナはやってくれるんだろーかと思ったりして)。奥様方の間で株が
急上昇中のM美さんのご主人の負担を軽減してあげるためにK君ママが提案してくれたシューマイ作り。K君と娘には持参したビデオを見せておき、女3人は
せっせとシューマイを作りながらおしゃべり。出来あがり品は3人で山分けして夕方に失礼した。
夕食はミートソーススパゲッティにするつもりだったのだが、出来立てのシューマイの方が喜ばれるだろうと急遽メニューを変更。恥ずかしながらシューマイは
出来合いのものしか買ったことがなかった。手作りシューマイがこんなに美味しいとは。
それにしても皮で包むのは私にとってはギョーザの数倍大変だった。こっちにいる間にシューマイ作りのスキルを磨いておこう。

ぜいたくを言えばきりがないが、ハノーバーのような田舎町で日本人としての食生活を送る上で本当に辛いと思った事は今のところない。さすがにお刺身を
始めとする美味しいお魚料理は食べられないし根菜や和菓子が恋しくなる事はあるが、それだっていざとなればNYやボストン等で買う事ができる(らしい)。
むしろ2年間という期限付きの生活である事を考えると、今の自分には料理修行になるというメリットの方が大きい。DINKS時代に一番訓練が足りなかった
家事は料理だったからである。当時は洗濯や掃除等は週末にまとめて済ませられても、食事だけは夫婦別々の外食やお弁当になってしまう事も多かった。
娘を出産してはじめて夕食は毎日自宅でつくるものとなり、こちらに来てからはお惣菜にも頼らずに作るのが普通になった。
休職してから初めて主婦向けの雑誌等を読み、食材の使いまわし方やフリージングの仕方、節約メニュー等、雑誌を読んで「ほほぉ〜。」等と感心したもの
だが、今では自分でも少しは工夫できるようになった(ダンナが読むと「プッ」と吹き出されそうなレベルだが)。
将来再び働き始めた時にDINKS時代よりましな食生活を送るためにも、もっともっと料理の腕を磨いておきたいものである。

夕食後に久しぶりにご近所のI家(娘の大スキなIお兄ちゃんとM子さん宅)へ。美味しい日本酒とおつまみを頂きながらのおしゃべりを楽しんだ夜であった。

10月9日(水) ベビーシッター

先週に引き続き今週もベビーシッター。第1回目に比べると子供達はけんかも少なく、仲良く遊んでくれたので順調な3時間であった。
今日はダンナのお迎えが早い時間になりそうだったので、電話待ちのため午後のタウンハウス・プレイグループはキャンセル。そのかわり、引き続き一緒に
遊びたがった子供達を公園で遊ばせながらM内さんとおしゃべり。所用で立ち寄ってくれた近所のM子さんも途中から加わり、いつものお茶会となった。

2年目のプレイグループ、火曜の午前中はわりと1年生パートナーが多く、水曜の午後は2年生パートナーが多い。目の前の公園でのプレイグループの方が
参加しやすいのでつい水曜の方に行きそびれてしまう事が多い(夕食を準備する時間にかかるせいもあるのだが)のだが、そうするとMonicaやGabi、Claudia
等、タウンハウスに住んでいる2年生パートナー達に会う機会が少なくなってしまうのが難点である。せっせと出かけるべし。

10月8日(火) Eちゃん宅visit

昼過ぎに久しぶりにEちゃん宅に遊びにいく。今日はR君&K君ママ、メディカルのK君ママ、T内氏の新妻であるKさん、ご近所のM子さんに1年生タック
パートナーのIさんが来ていた。今日のランチはなんとたこ焼き。R君&K君ママが夏休みの一時帰国時に「たこ焼き器」を買ってきたのだ。
彼女のご主人の専攻はコンピューターサイエンスでこちらでの滞在期間は最低5年。私達が渡米する前からSachemに住んでいるご一家の米国滞在は、
まだ折り返してさえいないらしい。料理好きで凝り性の彼女のお宅は、2年弱の滞在だからと炊飯器ぐらいしか持ってきていない我が家とはあらゆるグッズの
充実度が全く違うのである。
久しぶりに食べたたこ焼きは絶品であった。おしゃべりの合間に出来立てを食べ、食べながらも次のをせっせと焼くという作業は鍋を囲むのにも似た一体感が
ある。むしろ鍋よりもスピードと技が要求されるだけに盛りあがるのである。これ、いいなあ。味も絶対外国人受けしそうだし、インターナショナルフードフェス
ティバル等で披露できたら楽しそうである。
お腹一杯になるまでたこ焼きを堪能し、それぞれが持参したケーキ類のお土産までもらっての楽しい会であった。

10月7日(月) ハロウィーン準備

午前中にWalmartに行って娘のHalloween用コスチュームを物色。数週間前に別のお店で"Power Rangers"(そう、アメリカにも5人組ヒーローのテレビ番組
があったんです。あれはどうみても日本のパクリだと思う。)のスーツを見つけて以来、「もえちゃん、ぱわーれんじゃーになる!」と言って譲らない娘である。
親としては可愛らしい姿が見たいので、女の子らしいドレス等を次々と広げながら「もえちゃん、これかわいいねえ。ハロウィーンにはこれを着ようか!」等と
言ってみたのだが、「わぁ〜、かわいー!。。。でももえちゃんはぱわーれんじゃーになる。」である。
なんとかして娘を説得しようとしているうちに、だんだん自分が己れの見栄のために子供の進学先を一方的に決めつける親のように思えてきたので(ちょっと
違うか)「可愛らしい格好」は仕方なく断念。ジャストサイズの青と白2種類のスーツが見つかったので本人に選ばせた結果、娘はめでたく「ホワイトレンジャー」
に変身する事になった。

自宅に戻って早速着替えさせようとしていたところにEちゃん親子がふらりと立ち寄ってくれた。昨日の残り物と冷凍ピザでお昼を一緒に済ませ、子供達を
遊ばせながら久しぶりに2人っきりのおしゃべりを楽しむ。
午後の遅い時間になると、聴講している授業から戻ったご近所のM子さんも姿を見せてくれる。雨があがって公園に飛び出していった子供達の姿を時折
確認しながら夕方までおしゃべり。久しぶりに「たまり場」となった我が家であった。

お昼寝をしなかった娘は9時前に寝てしまったので、ふと思い立ってジムへ。エクササイズによっては以前よりも楽に感じられるようになったものがある事に気が
つき、ウェイトを1段階あげてみる。目に見える変化というのは結構嬉しいものである。早く体の変化も目で見えるようになるといいのに(別にムキムキに
なりたい訳ではありませんが)。

10月6日(日) ポットラック・ランチ

午前中に抹茶カステラを焼き、ご近所のM子さんの車に乗せてもらってLake Moleyの近くにあるIさんご夫妻宅でのポットラック・ランチに参加。
Iさんご夫妻はハノーバーに住むようになって40年近く経つご夫婦である。奥様はメアリーさんの主催する"Japanese American Club"のメンバーの一人で
この辺りで書道を教えたり、依頼を受けて様々な作品を製作されている書道家。中井貴恵さんがハノーバー生活について書いたエッセーのイラストを
描かれた方でもある。もともとご夫妻がアメリカにいらしたのはご主人が研究者としてハノーバーに留学されたのがきっかけだそうだが、その後ご主人は定年まで
こちらで研究を続けられ、退職後の現在はお2人で設計されたという山荘で悠々自適の生活を送っていらっしゃるようである。

今日のポットラックに来ていたTUCKパートナーはK君ママ、私とM子さんの3人のみ。メディカルやエンジニアリング関連の日本人達は週末なので、ご家族で
いらしている方が多かった(TUCK生は日曜はスタディグループがあるのでパートナーのみの参加である)。それぞれが持ち寄ったご馳走をほおばりながら、帰国前
に会ったきりの懐かしい顔や、今学期からいらした初対面の方々等と会話をかわす。
40人はいただろうかというにぎやかなパーティーを3時過ぎに失礼し、帰る途中用事でNYに行っていたM子さんのご主人をバスターミナルまで一緒に迎えに
行ってから帰宅。

夕方K君親子が公園に来たので、しばらく公園で他のママ達と一緒におしゃべりしてから家の中でお茶をする。
夏休み明けに久しぶりに会った時は逃げまわられたK君だが、その後何度も一緒に遊んでいるうちに再びなついてくれるようになり、最近では公園よりも
我が家に入りたがる事さえある。夏休みの間に二語文を話すようになったK君は、私の事も「まっこ、まっこ」と名前を呼んでくれるようになってますます
可愛い盛りなのである。 

10月5日(土) 手打ちそば

昨日の夜が遅かったにもかかわらず朝8時前に起きてジムでひと汗かいてくる。ダンナと娘が寝ている間のジム通いも大分定着してきたかな。
1人になれるこの時間ならばWest Lebanonの"Border's"でインテリア関連の本を読めるのでは、とも思ったがまだ開店していない時間なのであった。
いずれにしてもこの時間帯の活用方法をもう少し考えてみる余地はありそうである。

サツマイモのあめ炊きと大根の浅漬けを作って3時過ぎにダンナのクラスメートのKさん宅へ。今日はダンナ達がそばを打つ事になったのである。
数年前、何を思ったかダンナが誕生日のプレゼントに「そば打ちセット」をリクエスト。東急ハンズで一緒に選んで買ってあげたそのセットは、今までに年末の
年越しに1度、GWに一度使われたきりであった(初めての時にわざわざ長野からそば粉をとりよせて打ってくれたのはブチブチに切れた年越しそばである)。
今回の渡米にあたって「一式持っていく」と言い張ったダンナに「漆器は乾燥するし、のし板は大き過ぎてダンボールにもスーツケースにも入らない」と強固に
反対して(その後も私が日本に帰国するたびに「のし板持ってきて」と言い続けたダンナ。大荷物をかかえて娘と2人きりで飛行機に乗るだけでも大変なのに
そんなものまで持って来れるか!)、結局のし棒と包丁、小間板にザルだけを持参したのであった。
Kさん宅では漆の木鉢にくるくると丸める事のできる「のしシート」、「そば打ち専用打ち粉」までそろえてきたという充実ぶり。日本の新潟国際大学から交換
留学で来ているタイ人のアピチャイ君も誘ってあったので早速男性3人で打ち始める。
1ラウンド目はお互いにどうぞどうぞと譲り合って(押しつけあって?)いた彼らだが、こわごわとした手つきだったにもかかわらず思いのほかまともなそばができた
ため、2ラウンド目はダンナが自信を持って全工程を1人で進める。初回の麺が少々太めだったので「やっぱり包丁は女性の方が使いなれているのでは」と、
2ラウンド目は私とNちゃんママ(飛び入り参加)で「切り」の工程を担当。Kさん宅で用意して下さっていた日本酒やお漬物、奥様のT子さんの手料理と一緒
に美味しくいただいたのであった。

10月4日(金) 久々のスペイン語レッスン&タウンハウス・パーティー

授業の一環として工場見学ツアーに行くダンナを6時に大学へ送る。久々のスペイン語レッスンは娘連れで行く事になった。
今日は夏休みの範囲をゲーム形式でおさらいするという授業。宿題だった範囲をざっと流しただけで記憶するまでに至らなかった私の成績は惨憺たるもの
で、授業終了後もかなりブルーになる。でも夏休み前よりも授業中の「???」感は軽減されている事を実感しただけでもよしとしよう。

午後3時頃シュターンへ。1週間分の野菜を購入した後で聞いてみると「ボストンからのアジア食材はもう届いているけどまだ荷おろしをしてない。普段は4時
頃かな。」と言われる。げ。という事は一番古いタイミングかあ。これなら普段の買い物日の月曜に買ったほうがましである。
今後はシュターンでの買い物だけでも金曜の遅い夕方か土曜の午前中に変更しようかなあ。土曜は1週間で唯一ダンナの予定のない曜日なので悩む
ところである。

ダンナの帰宅を待ってから8時前に海苔巻とビールを持ってタウンハウスのMonica宅へ。先週、電話があった時に「6時以降のお好きな時間にどうぞ。」と
言われたので「何か持っていこうか」と聞くと「必要ないけどよかったらスナック類でも」という返事だった。招待されている人数もよくわからなかったのだが、
時間が時間だから少なめの人数のポットラック・ディナーみたいな感じだろうと行ってみると、Monicaが普段親しくしている2年生の家族が続々と入れ替わり
立ち代り登場し、小さな(といっても我が家と同じぐらい)タウンハウスのリビングは大人と子供でひしめきあっていた。
見るとビールは山程用意されているが、食卓は本当にスナックだけ。本当にお酒&おつまみだけのパーティーだったらしい。お客達を見ていると、スナックを
持ってくるアメリカ人も多少いたが手ぶらの人も結構多く、1時間程いろんな人と話をしてまわるとサッと帰っていくという感じである。
鶏料理3種類に卵焼きがあると思ったら案の定Eちゃんママ、K君ママ、そしてM子さんの作品。 こんな時に食べ応えのある1品とビールの両方を持って来る
のは生真面目な日本人パートナーだけである。私の持っていった海苔巻と同じく、テーブルに置いた瞬間に消えていった料理達であった。

10月3日(木) Berry Picking

午前中に"Stern's Quality Product"に行ってみる。先週末にK君ママから「シュターンに車が突っ込んだんだって。しばらくお休みするみたい」と聞いたので、
今日あたり再オープンしているのではないかという期待と、どんな状態になっているのかしらという野次馬根性から足を運んでみたのである。
現場に到着してみると車が突っ込んだらしい部分に白木板が打ちつけてあり、大きな模造紙に「改装中(そうじゃないでしょ)。木曜に再オープンします」と
書いてあった。K君ママの話では65才の男性がアクセルとブレーキを間違えて店の中に突っ込んだとか。怪我人が出なかった事ともともとほったて小屋のような
店が全壊しなかったのは本当に不幸中の幸いである。とりあえず他の買い物を済ませにWest Lebanonのモールへ。
去年から会社更生法を申請しながら営業を継続していた"Ames"が、我が家が帰国している間にとうとう閉店する事に決まったらしい。こちらに戻ってみると、
以前にもまして店内の商品は少なくなり、様々な品物が閉店セールのために4〜6割引きになっていた。先日買ったトイレットペーパーやティッシュペーパーが
本当に安かったのでまた買いにいったのだが、今日は既に品切れ。かわりに全品半額になっていたおもちゃの中から娘に電動の魚つりゲームを購入した。
我が家がこちらでの生活セットアップの際に一番お世話になったのはWalmartでもK‐martでもなくAmesだった(同じような品物でも一番安かったと思う)。
なんだか淋しく感じる閉店なのである。
帰りに再びシュターンに寄ってみると店は開店していた。アジアの食材は金曜日が入荷日なので買い物は明日にして帰宅。

 

1時からメアリーさん企画のベリーピッキングに行こうと思っていたのだが、娘が昼寝に入ってしまったので断念。
3時過ぎに思いがけず早くダンナから電話が入ったので、帰り道で話しているうちに親子でベリーピッキングに
行く事になった。一旦自宅に戻ってホームページで場所を営業時間を確認してから出発。
閉園時間の5時までの30分間、娘と私はブルーベリー、ダンナはラズベリーをせっせとつみ続け、
大きなタルトが作れるぐらいの量を採って2ドル以下(安すぎる!)。
とっても美味しかったので結局そのまま食べてしまった。

 

 

10月2日(水) ベビーシッター

午前中にM内さんがD君とG君を連れきた時点でベビーシッター開始。当時まだよちよち歩きだったK君のベビーシッターとは違って、自由自在かつ活発に
走りまわる子供達3人、しかもお昼寝タイムという休憩時間もなしのベビーシッターである。目下一人っ子で兄弟とのけんかに鍛えられていない娘は
ふたまわりも下のG君とおもちゃを取りあって泣かされ、2人と同じペースで飲み物を飲んでは(娘と違ってD君とG君は水分をよく取る)遊びまわっているうちに
トイレに間に合わなくなっておもらしまでしてしまう。天気がよかったのでしばらく家の前の公園で遊ばせ、簡単なお昼ご飯を食べさせた頃にママ登場。
一番手がかかったのは我が子という初回のベビーシッターであった。

午後はタウンハウスのプレイグループにいくつもりだったのだが、M内さん宅で1年生パートナーの方がデザート・ポットラックをするというので買い物を済ませた
後の夕方に少しだけお邪魔。2年生パートナーはお隣のM子さんとEちゃん親子が来ていた。
5時過ぎにEちゃんママが先にM内さん宅を後にしたのだが、用事があってEちゃんはパパがお迎えに来るまでM内さん宅に預けられる事になっていたらしい。
我が家が続いて失礼しようとする時にEちゃんがぐずぐず言い出したので(Eちゃんは普段はとってもおてんばさんなのだが、ママがいなくなった途端にショボンと
するタイプである)、慣れ親しんだ我が家の方がいいだろうと連れて帰る事に。
自宅に戻って再び公園で2人を遊ばせ、パパのお迎えが遅くなりそうだったので夕食でも食べさせようかと思ったところにEちゃんパパ登場。
本日2回目のベビーシッターも無事終了したのであった。

10月1日(火) WIC申請&ベビーシッター再開

今日はいつものプレイグループを少し早めに失礼して近所の教会近くにあるWIC事務所へ。
WICとはアメリカの農務省が5才未満の子供を持つ母親、そして妊婦に対して栄養価の高い食料を配給するプログラムである。夏休み中にSachem仲間の
友人から聞いたので、先日問い合わせをしてアポイントをとったのである。

受付で名前を言うとまず簡単なアンケートを渡される。内容は娘の健康状態や食生活等についてである。アンケートを記入し終わると、今度は担当者に
アメリカ在住の理由、収入の有無やその金額、月々の生活費等について口頭で説明をし、続いてこのプログラムの説明を受ける。最後に娘の身長・体重を
測り、血液検査を受けると審査は終了。その場で10・11月分の食料配給チケットを受け取った。今後は2ヶ月に1度、事務所に来訪して簡単なアンケート
に答え、チケットを受け取るという手順になるそうだ。
「子供の成長期に必要な栄養を含む食料」という事で、配給される食料品は果汁100%のジュース、牛乳、チーズ、シリアルにピーナツバター(これっていかにも
アメリカらしい)、卵、豆類等に限られており、この辺りのスーパーなら大体どこでも使える代りにお店のプライベートブランドや一番価格の安い種類に限定され
ている。シリアルやピーナツバターはともかくとして、他の食品はよく買うものばかりなので多少でも食費が浮くのは有難い事である。

2時頃、1年生唯一の子持ちパートナーのM内さんが我が家へ。明日から2人の息子さんのベビーシッターをする事になったので、詳細を相談するためである。
上のD君はもうすぐ5才、下のG君は1歳半。D君は既に週3回、G君も今後定期的にデイケアに預けられる予定なのだが、曜日と時間帯が母親が新規に
申し込もうとしているESLのクラスと合わないらしい。今回お願いされるのも以前K君シッターをしていたのと同じ水曜日。水曜日のベビーシッターにはつくづく
縁があるようである。

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