Diary of April    Makko's Diaryの目次へ   ホームへ戻る    

4月30日(火) Montshire Museum of Science

今日のプレイグループはいつものSachem 11/12ではなく、車で15分ほどの場所にあるMontshire Museumに現地集合。「子供がとても楽しめる場所」と
聞いていたので、一度行こうと思っていた場所だ。ダンナを大学に送ってそのままMuseumへ。
朝10時の開館直後だというのに館内はママ&キッズで一杯。科学博物館ならではの様々な設備の周りは子供達でにぎわっていた。アスレチックコーナーの
ようなスペースもあって、そこに知り合いのママ達がいたので話の輪に参加。娘もコーナーの階段を上ったり、風が吹き出ている部分に顔を近づけたりして
楽しそうに遊んでくれている。渡米直後は私のそばから1歩も離れなかった事を思い出し、少しずつながら娘も順応しているんだなーと実感。

しばらくすると館内放送があり、Tracyが"Come on, kids! Let's see a snake !"と子供達を誘導し始める。
館内にいた他のママ&キッズ達と一緒に"Theater Hall"と表示されたブースに入る。蛇の生態についてのビデオ
でも上映されるのかと思っていたら、会場にはいってきたスタッフ(おじいさん)が袋の中から出したのはなんと本物。
なかなかびっくりである。

蛇を抱いたままのんびりといろんな話をしてくれたおじいさんが最後に「触りたい子は前に出ておいで」と言うと、会場内の子供達がいっせいにその周りに集まった。嫌がるのではないかと思った娘もEちゃんと一緒に走っていき、
大きい子供達の足元をちょこまかとくぐって一番前まで。2人でニコニコしながら蛇をさわりまくっている。
私も触ってみたが体温が感じられず、蛇皮のバッグでも触っているような感触だった。娘は「へびさん、あったか
かったねえ。」とダンナに報告したらしいが)。

現地解散した後、大根その他の野菜を求めて近所の八百屋とCOOPをまわる。木曜に久しぶりにダンナの
クラスメートを夕食にご招待したのである。
夕方、同じSachem内の2年生パートナーのY子さんに手作りこんにゃくのおすそわけ(「こんにゃくの素」なんて
モノがあったんですね。知らなかった)を頂く。こんにゃくはBostonまで出ないと入手できないので、思いがけない
貴重な食材である。これも木曜に放出しようっと。

 

4月29日(月) 料理デー

今日も一日雨。わざわざ出かける気にもならず、山のように買いこんだ食材を処理するにはうってつけの天気だった。ダンナを10時過ぎに大学に送ってから
帰宅、娘と食事をすませてからはずっと台所に入りっぱなしの一日であった。
今日の収穫:ラグー(いわゆるミートソースですね)15人分、肉団子50個、じゃがいもコロッケのタネ24個分、肉そぼろ500gとバナナケーキ、チラシ寿司
(Fujiyama Nightでダンナも私も食べそこねたので)に中華スープ。さすがにこれだけまとめて作るのは結構大変。シンク一杯の鍋やボウルを何度洗った事か。
それでも作業自体は楽しく疲れは感じなかった。
別に私が料理が得意だからではない(むしろ結婚歴の長さを考えると、下手な位である)。今のキッチンが私にとって非常に使いやすくて心地良い場所だから
だと思う。少しでも使いづらい部分があると台所に立つのがおっくうになってしまうので、効率的に調理するために収納の方法や場所等に頭を悩ませ、せっせと
「私仕様」のキッチンを作り上げてきた成果が出てきたようで気分が良い。「仮のすみか」なので備えている調理用具や食器はミニマムなのだが、日本にいた
時よりもよっぽど料理していると思う。本当に必要な物って案外少ないのだ。

夕方、お隣のM子さんが抹茶クッキーのおすそわけに来てくれた。5月1日の"Bake Sale"のための作品である(私が焼いたバナナケーキもそのため)。
"Bake Sale"とはTUCK構内での手作りクッキーやケーキの販売会。売上金は今学期最後の"TINY TUCKIE"(TUCKの子供関連のイベント全般。私が
いつも参加しているPlaygroupもその一つ)主催の打ち上げバーベキューに当てられるのである。打ち上げバーベキューは誰でもWelcome、つまりBake Saleへの
協力もぜひぜひお願い、という事。「働かざる者、食うべからず。」という図式である(?)。
クッキーはとても美味しかった。抹茶という、こちらでは実に貴重な材料を惜しげもなく放出したM子さんを尊敬(笑)。

4月28日(日) 買い物デー

今日は一日中雨が降っていた。お天気のせいか、これまでにたまった疲れが解消しきれていなかったせいか、10時過ぎまで寝坊する。予定がぎっしりつまって
いるとテキパキと動くのに、何も入っていないと体までダラダラしてしまう。「時間ができたら〜しよう。」等と普段考えている計画をこういう日にすればいいのだが、
これがなかなか出来ないものである。
昼過ぎに起きてきたダンナが夜のスタディーグループ前に図書館に行くというので、大学に送ったその足で買い物に行く事にした。天気も悪く中途半端な時間
しかなくなった今日のうちに済ませておけば、他の日にまとまった時間がとれるというものである。子供連れで雨の日に買い物、なんて日本では考えられなかっ
た事だが、車での移動だと苦にならないのがこちらでの生活のいいところだ。

ショッピングモール内の大型スーパーで週に1,2回だけ買い物をするペースにもすっかり慣れた。今日は野菜の他にひき肉、豚肉、鶏肉などを合計7キロ近く
買い込む。明日はまとめて「つくりおきメニュー」を加工する日になりそうである。
自宅に戻るとK君ママの車がお隣のM子さん宅の前に。Fujiyama Nightで多少余った食材があったのをおすそわけにきてくれたとの事。我が家に残っていた
お米もお隣にもっていって3人で分配。ついでにお茶とお菓子をご馳走になった。人のお家で頂くお茶はなぜこんなに美味しいのかしらん。

ふと気がつくと4月もまもなく終わろうとしている。こちらにきてからの時間の流れの早さには驚くばかりである。
渡米してすぐの、気分が高揚している時期は何をするにも前向きかつエネルギッシュに活動してしていた。そして日々の生活ペースが次第に出来てきた今、
自分にとってここでの生活はもはや「外国暮らし」ではなくなりつつある。その事自体は悪い事ではないのだが、慣れるという事はやはり鈍感になるという事にも
つながりがちだ。日々の「気づき」が少なくなる("Why?"コーナーが更新できないのはそのため?)だけでなく、「時間の貴重さ」にも鈍くなっているような気がする
のである。TUCKでの様々なイベントを、ちょっと忙しいだけで「また今度の機会にしよう。」と見送ってみたり、やってみたいけど少し勇気が必要な事を、自分に
対してあれこれと理由をつけて先延ばしにしてみたり。
でもここでのゆったりとした日常は、やはり驚くべき早さで流れているのである。もう一度初心に立ち返り、来年の6月までは全速力で走りきるぐらいの気持ちで
いるのが面倒くさがりの自分にはちょうどいいのかもしれない。

4月27日(土) Birthday BBQ

昨日の疲れもあって今日は久しぶりにのんびり朝寝。午後一番にSachem裏のサッカーグランドでビジネススクール対抗サッカーに出場しているT氏の応援に
親子3人でかけつけ(既に出番は終わってたけど)、その後隣の芝生でソフトボールの練習をする彼らを娘としばらく眺めてから夕方からタウンハウスで行われた
バースデーパーティー(また?って感じですが、本当に多いんです)に出かけた。

今日のパーティーは2才と3才の女の子のいる2つの家族の合同企画。どちらもタウンハウスに住んでいるので中庭の公園が会場となった。いってみると赤と黒の
風船があちこちで揺れている。意外な色の組み合わせは、今日のパーティが"Ladybug"-テントウムシをテーマとしていたからであった。
子供達は自由気ままに公園で遊びまわり、大人達は子供に時折目をやりつつ、焼きたてのお肉でつくったハンバーガーを食べながらあちこちでおしゃべりを
楽しむ。デッキテーブルのテーブルクロス、誕生日ケーキ、そしてピニャ―タも全部テントウムシ。つくづくパーティー上手な国である。
そういえば今日は我が家にとって今年最初のバーベキューだった。まだちょっと肌寒いものの、BBQシーズンは確実に始まったようである。

4月26日(金) Fujiyama Night !

スペイン語レッスンが11時に終わってからK君ママとお隣のM子さんと一緒に我が家へ。稲荷寿司45個およびチラシ寿司15合分の作業開始である。
事前に具材の下ごしらえを分担して済ませておいたのと、チームワークの良さで作業はスムーズに進んだ。娘の相手もしながら途中持ちよりのお昼を食べ、
今日が誕生日の日本人パートナーY子さんのサプライズ用バースデーケーキまで焼いても2時過ぎには完了。
心配していたお天気はどんより曇り空。外はかなり肌寒い。再集合する5時前にはなんと一時的にひょうまで降る。あまり、というか全く浴衣日和ではない。

再集合の5時にはEちゃんママも参加。最後の飾りつけを済ませた寿司を会場のセットアップなどをしてきたダンナがピックアップに来てくれた後で、女性陣は
浴衣の着付けに入る。まともに帯を結べるのがM子さん1人だったので、交代で子供達の夕飯を食べさせたりしながら着付けてもらう。バタバタしながらも
なんとかイベント開始時刻の6時半をちょっと過ぎた頃に全員がFujiyama Nightの会場に入る事ができた。

会場はTUCK独身寮の中のWhittmore Hall。ホール内には飲み物コーナー、握り・巻寿司コーナー(Hanoverにあるお店から店員が出張で来てくれた)、
"Make your Sushi"-手巻き寿司コーナー、そしてパートナーお手製の稲荷・チラシ寿司コーナー等の食べ物コーナー等の他に、柔道実演、着付け実演、
「黒田節」披露、そしてカラオケコーナーを用意。ホールに隣接している会議室には「剣玉、独楽等の日本の遊びコーナー」と「書道、折り紙コーナー」も。
書道コーナーに立ち寄った中国人のプロ並みのお手前には、書道コーナーを担当した我らがT氏の方が舌をまいたり、着付けコーナーでは、順番待ちが出て
いるのに、着物を着せてもらった人達が「友達に見せてくる」と次々と人混みの中へ消えていったり(先に連れて来いって)と、ハプニング(?)満載であったが、
会場一杯に集まったTUCK生とそのパートナー達でイベントは盛況のうちに終了した。

10時半頃にはもともとあった安楽椅子やテーブル等も再びホールに運び込まれ、すっかり宴の後の静けさ。疲れた日本人学生とパートナー達がしばらくまったり
と余韻を楽しむ。
ふたを開けてみると食べ物だけでなくエンターテイメントも盛りだくさんだった今夜のイベント、ハードな勉強の合間に時間を合わせてミーティングを重ねながら
準備・企画するのは日本人TUCK生達にとって実に大変だったはずである。しかも後でダンナに聞くと、今週末は"Take Home Exam"(「お持ち帰り試験」:I氏
命名)まであるとか。皆様、本当にお疲れ様でした。

4月25日(木) Fabian birthday party

明日のFujiyama Night にそなえて今日はT子さん宅で着物の着付け講習会があった。本当は参加する予定だったのだが、またまたお誕生日会と重なって
しまったため、貸し出す予定の浴衣を届けにいっただけで帰宅。ダンナを大学にピックアップにいった後でSachem 11/12でのパーティーに参加する。

今日のパーティ―はもともとタウンハウス内の公園で行われる予定だったのだが、午後から降り出した雨は激しくなる一方。開始時刻の3時半にはザーザー降り
になってしまったので会場変更となった。普段のPlaygroupと同じ場所だが人数は3倍以上。雨のせいで外にでる子もいなかったので、バーゲンセール会場の
ような混雑である。
こちらの誕生日ケーキの外側は、生クリームを泡立てたものではなく、アイシングを塗るのが一般的らしい。そしてアイシングの色は、誕生日のテーマにあわせて
変えるようである。今回のパーティーのテーマは男の子らしく「バットマン」。紙コップも紙皿も当然バットマン柄(さすがパーティー大国アメリカ)、そして注目の
バースデーケーキの色はなんとターコイズブルーとグリーンがかったグレー(金属みたいな色)であった。すごい組み合わせだ。

お誕生日パーティーの定番として「ピニャ―タ」なるものがある。中にキャンディーやチョコレートなどがぎっしりつまっている紙製の「くすだま」だ。
ピニャ―タ・タイムになると子供達はそれをかわるがわるたたきいたり紐をひっぱったりして、ピニャ―タがこわれてお菓子がバラバラと出てきたところをキャーキャー
いいながら拾うのである。私と娘にとっては今日がピニャ―タ初体験。娘は紐にむらがる子供達をまじまじと見つめているだけで参加しなかったのだが、お菓子が
そこらじゅうに落ちてくると、「あ、まま、あめがおちてきた!ほら!」と、棒付きキャンディーを一つ拾う。しかし拾ったキャンディーをその場で開けて食べている
あたりがまだまだ初心者である。そんな事をしているうちにあんなにあったお菓子が全て拾われてしまった。

4月24日(水) BUNKO 2回目

水曜はK君預かりデー。今日はK君ママが「じゃーねー、ばいばい!」といって我が家を出ていってもじっと見守るだけで泣かなかった。私に慣れてきたという事も
多少はあるだろうが、どうやら「ママ追い」の時期をそろそろ卒業するようである。家の中でも私の後を追いかけまわす事なく、興味の向くままに歩きまわり、遊び
まわっている。
3時半にK君ママがお迎えにきてからはタウンハウスの公園に行われている水曜Playgroupに顔を出す。お天気もまあまあだったため、ママ&キッズも結構集まっ
ており、今まで会った事のないママ達ともお知り合いになった(といっても自己紹介をしたぐらいだけど)。

4時半には再び我が家に戻り、お隣のM子お姉さんも交えて金曜日の寿司づくりミーティング。つくる量は多いものの、事前に手分けして具の下ごしらえを
しておけば当日6時までに仕上げるのも全く問題なさそう。朝のスペイン語レッスンも参加できる事になった(3人とも生徒である)。浴衣の着付けに関しても
着慣れているM子さんいる我がチームはなんとかなりそうである。

ミーティング終了後、M子さんはお隣に帰っていき、K君ママと私は子供達と一緒に我が家で夕食。今晩は月1回のBUNKOの日である。今回もお互いダンナ
に子供をお願いする事ができる事になったので、めでたく参加となった。夕食をバタバタと済ませ、急いで野球グランドに向かう。ダンナ達があジネススクール
対抗ソフトボールをしているところに子供達を連れていき、そこで「お守り」のバトンタッチ。今日がBUNKOデビューのEちゃんママともそこで落ち合った。
よく考えてみると、たかだか「女性マージャン」である。勉強漬けの毎日の中、たまの息抜きをしているところに子供のお守りを押し付けられても、「妻の喜びは
夫の喜び」と、快く(?)協力してくれるダンナ達を持った私達は恵まれている。ダンナ達がクラスメートの間ですっかり「恐妻家」呼ばわりされている事については
この際深く考えない事にしよう。
今日のBUNKOも参加費$6を払っただけで収穫はなし。相変わらず英語が聞き取れない状況は変わらないのだが、その事実に慣れてきたせいか、前回ほど
辛くない(それも問題なのかもしれないけど)。それにメンバーの半分以上が前回と同じなので大分気分が楽である。別に親しくなった訳ではないのだが、
挨拶する時に相手の名前が言えるだけでも精神的には違うものである。こちらの人は、挨拶する時に" Hi, ○○" と、相手の名前を添える人が圧倒的に
多いのだが、名前を覚えてもらっているというのは思った以上に嬉しい事に気付く。

自宅に戻ってから浴衣の紐をミシンで仕上げる。たかだか6本分でも子1時間かかってしまった。
こっちに来て以来、なぜか寝るのが2時前後になってしまう。今日もえらく忙しい一日だった。。。とは、勉強で忙しいダンナには恥ずかしくて言えないが。

4月23日(火) 出陣準備

今日のPlaygroupはピクニックのはずだったのだが、天気がいまいちという事で近所のモール内にある喫茶店が会場となった。最初はダンナを送ってから遅れて
参加しようと思っていたのだが、「お金を払ってわざわざまずいコーヒーを飲みに行く事もないか(そこのお店には入ったことはないけど)。」とやめる事にした。

掃除をしているとEちゃんママから電話。Eちゃんが娘と遊びたがってるとの事なので、午後からお客様のある我が家に来てもらう事にする。
浴衣の紐を自分でつくる話をすると、「じゃ子供達を見てるから今つくっちゃえば」とEちゃんママ。お言葉に甘えて早速とりかかる。布を指定の寸法に切り分け、
両端にアイロンで折り目をつける。仕上げは明日K君ママからミシンを借りてからの予定である。
最終的にはビシッと折り目のついた12本の真っ白な紐が完成。予想外の出来映えに二人そろって感嘆の声をあげながらも、「なんだか悲壮感がただよって
ない?」。思わず「必勝ハチマキ」を連想してしまったのである。

午後3時頃、イベントをとりしきっているOさんの奥様のT子さんが到着。50個分のいなり寿司と15合分のチラシ寿司用の日本食材を届けに来てくれた。
"Fujiyama Night"は、TUCK生にとっては「タダでSushiが食べられる」イベント、日本人学生(というよりも実際はその奥様達)にとっては、それだけのお寿司を
用意するイベントである(この差はとても大きい、と思う)。お隣のM子さんとK君ママと組んだ私達のグループの当日の調理場は我が家に決定。予算は大学
から出るので私達が提供するのは労力のみである。お金はないけど体で貢献できるならいくらでも提供しようじゃないの。パートナーの私達にとってはやはり
「必勝ハチマキ」の必要なイベントかもしれない。

夕方にお隣のM子さんも顔を出す。T子さんとEちゃん親子が帰った後で、小物がそろっているというM子さんに手伝ってもらって浴衣を着てみた。
久しぶりに来たお祭り着(?)に、なんだか気分も盛り上がる。当日は労働だけでなく「花」も提供したいものだ。せめて直前まで寿司酢まみれになっていたと
気付かせない程度には。

4月22日(月) 寒い一日

天気予報が当り、今日はなんと雪が降った。終日寒くてうす暗い一日。家の前に置いた新品のデッキチェアも雪化粧がほどこされて、ひどく場違いな
雰囲気を醸し出している。

昼前にショッピングモールへ出かける。今週金曜日の"Fujiyama Night"で着る浴衣の紐を縫うために、手芸店で布を購入するためである。昨日来た時に
一緒に買えたらよかったのだが、時間がかかるだろうと娘と2人で出直す事にした。週末もスタディグループ等であまり時間のないダンナに、興味のない買い物
や用事につきあわせるのはしのびない。
案の定、適当な布を見つけるだけでも時間がかかり、インチやヤードという単位に未だ慣れないため必要な長さを割り出すのも面倒になる。私が「じゃ、○○
インチで。」と言うと、店員さんが「それでは布がかなり余ってしまうから。」と、あれこれと計算してくれようとするのが新鮮。顧客満足に徹しているというのか、
商売根性がないというのか。。。先日もコープで牛乳をカートに入れた時に、裏の従業員コーナーから出てきたおじさんがわざわざ追いかけてきて「今日新しい
牛乳を入荷したからこっちを持っていきな。」と、倉庫から持ってきたばかりの牛乳を取り替えてくれた。日本に比べて何かとサービスの悪さを感じるアメリカは、
変なところですごく親切なのである。
天気が悪いのでどこのお店もわりとすいている。用事だけで帰ろうと思っていたのだが、ついやかんやコーヒーメーカー、扇風機やデッキテーブル等を物色する。
多少の不便はあってもなければないで済んでしまうような物達は、毎回物色した末に「もう少し様子を見るか。」とあきらめる。しかし、散々待って結局買った
場合、「同じ買うんだったら、もっと早く買ったらよかった」と思うのもまた事実である。

先日のInternational Food Festivalでお隣のM子さんと一緒に作ったにもかかわらず、自分自身は一口も食べなかった豚汁を夕食に作る。
寒い日だったからか、とても美味しく感じた。でもこんな天気が続いたら、浴衣なんて着られないって。
深夜には突然思い立ってショートケーキを焼く。ちょっとスポンジがモチモチ気味になってしまったが甘さ控えめで味はなかなか(自分でいうな)。
来月の娘の誕生日までにもっと練習すべし。

4月21日(日) 親子水入らずの日曜

今日はダンナが夜にスタディーグループででかける以外には特に用事の入っていない一日。いつものごとく昼過ぎまで寝つづけるダンナを待ちながら娘と朝食を
すませ(今日は熱も下がって元気。最近早寝・早起きのサイクルになりつつある)、洗濯にメールのチェック、夕食の献立や買い物リストの作成の合間に娘の
相手をする。今日は日差しは強いわりには気温は低く、長袖の上に上着も着ないと外出は辛い。やっぱりここ数日間の真夏日の方が異常だったのだろう。

昼も大分過ぎてからやっとダンナが起床。親子3人で昼食を食べてからモールに出かける。食料の買い出しの他に、今日は家の前に置くデッキチェアの入手
が目的。セール中のKマートで大人用2脚と子供用1客を買って$11。安いものだ。こっちでは一家に何脚もの需要のある品だから、きっと超大量生産が可能
なのだろう。そのうちテーブルも買って外でお茶や食事をしたいなあ。
帰宅して早速家の前にチェアを置いて3人で座ってみた。さ、寒い。。。

夕食には初めて焼肉にトライしてみた。以前、ママ友達に教えてもらった、焼肉にいい部位のかたまり肉をコープで買い、半冷凍の状態で自分でスライス、
もみだれにつけてフライパンで焼いてみると結構まともな味になった。
Hanoverでの食生活で日本人が困る事の一つは薄切り肉がない事だろう。日本では当たり前の「○○肉薄切り」パックは存在しない。ましてや「しゃぶしゃぶ
用」、「焼肉用」等、日本特有のメニュー用に加工されたものなんて当然ない。なので、通常は肉コーナーでかたまり肉を"paper‐sliced"とお願いするのだが、
これがまたヘタクソなのだ。自宅で包みを開けてみると、しゃぶしゃぶ肉のような薄いものとトンカツぐらいの厚いものが混じっていたりするのである。日本人の皆
さんは「コープではスライスの上手な○○さんにしかお願いしない」とか、「自宅で半冷凍にして包丁でスライスする」とか、「ついにスライサーを買った」とか、実に
涙ぐましい努力(笑)をしながら日本の味を食卓に並べているのである。
でもお肉は本当に安い。今日の焼肉に使った牛肉は、コープの中でも2番目ぐらいにいい肉だったのだが、1パウンド(約450g)で$7弱。日本で食費を削ろうと
するとまずは肉を減らそうするものだが、Hanoverではむしろ「お米」の方が貴重な気がしてしまう(ちなみにお米は$3/1kg程度。これも安いんだけどね)。

4月20日(土) Francisco birthday party

せっかくFさんに泊って頂いているというのに、珍しくスタディグループが朝から入っていたダンナ。Fさんは午後一番のdarthmouth coach(高速バス)に乗る予定
なので、ダンナを大学に送った後、お昼頃までおしゃべりをしてからHanover Inn前のバス停までお送りして別れた。
Fさんには私と同い年の奥様と、娘と同い年の息子さんがいらっしゃり、私費留学という点も我が家と同じである。まだ他のビジネススクールと迷っていらっしゃる
段階だったので、TUCKパートナーとしてのHanoverでの生活について私なりの感想を伝える。最終判断を下す上で、少しでも参考になればいいのだけど。

後3時からは娘の遊び友達、FransiscoのバースデーパーティーがSachemのタウンハウスで行われた。しかしながら、昨日の夜から娘が熱を出してしまったので
(それで早く寝てくれたのでした。。。)、ちょっと顔を出してプレゼントを渡すだけにした。Gabiに事情を話し、ダンナを大学に迎えに行ってからパーティーの
終わり頃に親子でお邪魔する。他のお友達が帰りはじめれば娘もしぶしぶ帰ると思ったのである。
熱があるとは思えないほど元気な娘。結局1時間近く長居をしてしまったのだが、パーティーが終わりそうにもないので「もえちゃん、帰ろう」と言ってみると、
すんなりと一緒に帰ってくれたのでほっとする。

恒例のプレゼントタイムであるが、子供がもらったプレゼントの包みを次々と開いく傍らでこちらのママ達はいつもメモをとっている。なんだろーなーと思っていたら、
「誰に何をもらったか」のメモをとっているそうだ。後日"Thank you for ○○"というカードを、来てくれた人全員に出すのである。
今日のパーティーの「お土産」は、長さの異なった木製パイプがシロフォンのようにつながっている子供用の笛だった。ここ数年、日本でポンチョを着た大道芸の
グループが吹いているあれだ。試しに吹いてみると、まともに音を出すのは結構難しい。コインでも投げ入れてあげればよかったかしら。

4月19日(金) U君 birthday party

春休み後最初のスペイン語レッスンに出席した後、K君ママの車に乗せてもらって11時からのU君の3才のbirthday partyにお邪魔する。
U君宅は大学から車で15分程度離れたところにあるコンドミニアム。リビングの掃出し窓の外にはウッドデッキと芝生、その奥には敷地内にあるテニスコートが
見える。以前勤めていた会社の契約保養所を彷彿とさせるような素敵なお宅なのである。"Messy Party"と称して、ウッドデッキでシャボン玉遊びや子供用
のカラフルな絵の具でのお絵かき等を楽しむ。
金曜は授業のない日なのでU君パパもご在宅。U君パパの日本人クラスメート2人も早朝ゴルフを楽しんだ帰りにいらっしゃった。普段一緒に遊んでいるママ達
だけでなく、2年生の方々ともおしゃべりできてとても楽しいパーティーだった。

夕方帰宅すると、今晩我が家に泊っていただく予定のFさんが既に到着されていた。Fさんは今年のTUCK合格者の1人で、先週のASWには出席できな
かったため、一足遅いキャンパスビジットにいらしたのである。夕食は日本人1・2年生の有志と中華料理店でとる予定になっていたので、ダンナとFさんは
外出、娘と私は自宅で食事。遊び疲れた娘は8時前に就寝。快挙である。

4月18日(木) Helping Hands & お呼ばれ

今日は日本人2年生のOさん宅の"Helping Hands"の日である。朝、ダンナを大学に送った帰りに買い物をして食事の準備にかかる。
"Helping Hands"とは、TUCK パートナー間で行われている出産直後のパートナーへの夕食宅配ボランティアだ。本人が希望した場合、パートナーのメーリング
リストでボランティアが募集され、それに応募するとお宅へ夕食を持参する日が指定されるのである。出産を終えたばかりのパートナーは約2週間の間、様々な
人に夕食を届けてもらえる事になる。昼夜問わず赤ちゃんにかかりっきりで睡眠不足に悩まされる時期だけに、実によく考えられたボランティアだなあ、と思う。
Oさん宅には娘と同い年のA君がおり、昨年8月にこちらでできた日本人のお友達の1人である。Oさんの奥様であるYさんの好意で、夕食を少し早めに届ける
ついでに娘とA君としばし遊ばせてもらえる事になったので、午前中から食事を作り始めたのである。

昼前にお隣のM子さんが寄ってくれ、昨日大学で行われた"Fujiyama Night"(すごいネーミング。。。内容は後日のお楽しみ)準備ミーティングの決定事項を
教えてくれる。このイベントは来週の金曜。準備は色々とあってかなり忙しくなりそうである。宅配メニューの味見をしてもらいがてら一緒に昼食をとり、しばらく
してから解散。昼寝から覚めた娘と一緒にYさんのお宅へ伺う。
A君は朝から「きょうはもえちゃんがくる」と楽しみにしてくれていたそうで、手作りクッキーを用意して待っていてくれた。あまり長くお邪魔しないようにと思いつつ、
1時間半ほど長居をしてしまった。産まれたばかりのMちゃんは本当に、本当に小さかった。

夜はK君ママのお宅にお呼ばれしていたのでダンナを大学に迎えにいったその足でお宅にお邪魔する。
K君ママと私には実に多くの共通点がある。まず名前が漢字も含めて全く同じ。ダンナが一つ下の「年上女房」(つまりダンナ達も同い年)。女3人・男1人の
4人兄弟、さらに兄弟の中にも同じ漢字の名前の姉妹がいる。
決定的に違う点はといえば、K君ママが名シェフである事。夕食のメニューは前菜、サラダ、メインは魚介・肉の2種類、パスタそしてデザートと、メニューもお味
も洒落たお店のフルコースなみであった。K君と娘が早めに寝てしまって大人4人だけの時間を楽しめたため、聞き上手・話し上手な2人につられて気がつくと
日付が変わっていた。すっかり長居してしまってごめんなさい。本当に楽しく、美味しい夕食でした。

4月17日(水) K君sitting

K君を預かる日である今日は、ダンナに車を譲って「足なし」となる。ベビーシッター開始の10時までにたまっていた洗濯物を洗い、お昼ご飯のキッシュを準備。
11時からNちゃん親子に遊びにきてもらう約束をしたのである。Nちゃんママは去年の夏にHanoverに来て最初にお知り合いになったママ友達。誰かのお誕生
会などではよく一緒になるのだが、遊びにきてもらうのは今日が初めて。Nちゃんは現在1才9ヶ月。K君とも年が近いので一緒に遊ばせるにもちょうどいい。

一足先にK君が到着。今日は母親がK君の目の前で車に乗って遠ざかっていっても悲しそうに見守るだけで泣き出さなかった。少しずつ、着実に我が家に
慣れて来たようである。
1時間ほどしてからNちゃん親子が到着。Nちゃんは初めての我が家にしばらくの間口数も少なく、ママにべったりだったが、あちこちのお部屋をのぞいておもちゃを
2、3いじってからはすっかりリラックスして娘やK君と遊びはじめる。今日はなぜか来た瞬間から空腹で仕方がないといった様子のK君に、少し早めに預かった
ご飯をあげてから昼寝をさせ、その間にNちゃん親子と一緒にランチを食べる。Nちゃんはパクパク食べてくれたのだが、超偏食の娘は案の定、パイ生地の部分
をちょっと食べただけで「もういい。ごちそうさま。」である。K君なんて生のトマトを喜んで食べているのに。娘が食べるのはご飯、パン、うどん、卵そぼろ、牛乳、
チーズ、ヨーグルト、レーズン、バナナ、ハム、フライドポテト、カレー。食べるものを数えた方が断然早い。ああ。。。
子供達3人を遊ばせながらNちゃんママとのんびりおしゃべり。2人っきりで話すのは今日が初めてなのでつい質問ぜめにしてしまった(そうそう、リンクコーナーの
「ジャンボ一家」がNちゃん家族です)。今まで何度も会っていたわりにはじっくり話す機会がなかったので、つきないおしゃべりを楽しむ。

3時頃にK君ママがお迎えに来た時には、なぜか一番年上のはずの娘がついに昼寝体制に入ってしまっていた。30分程でおこし、やっと少し涼しくなってきた
家のまわりを皆でしばらく散歩してから解散。
今日も真夏日のような陽気であった。玄関と勝手口を空けっぱなしにしていても、入ってくる風が温かいので屋内も決して涼しくはない。それでもまだ扇風機
やクーラーがなくても過ごせるのだからよしとすべきなんだろう。日本ほど湿度が高くないのは嬉しいのだが、日差しの強さは半端じゃない。日本の湿った空気
って、実は日差しを和らげてくれてたのかしら。クーラーの購入は我慢するにしても、扇風機ぐらいはやっぱり欲しいかも。。。

4月16日(火) 出たきりな一日

今日のSachem Playgroupは、近所の小学校のPlaygroundで遊ぶ、という企画。いつもより30分遅い10時からなのだが、今学期の火曜のダンナの授業は
10:20から。家を出るのは10時である。毎朝のように、家を出る直前までグーグー寝ている父子をたたき起こし(これさえなければねえ。。。)、バナナと
パウンドケーキ一切れ、そしてお水のペットボトルや娘の着替えを車に積んで出発。ダンナを大学で降ろしてから直接Mt. Lebanon Elementary School の
Playgroundへ向かう。このあたりの小学校の校庭は、授業の週末には一般の子供達に開放されるのだが、今週は全ての学校・幼稚園が春休みとの事。
平日の今日も自由に入れるのである。
30分ほど遅れて到着してみると、TUCKのママ・キッズ以外にも近所の母子達が楽しそうに遊んでいた。春をとおりこしていっきに真夏になったかのような陽気
に、ママ達はノースリーブやサンダルといういでたちである。対して私はTシャツにスノーブーツ。日本からはそれ以外にパンプス2足しか持ってこなかった私、
今日こそはスニーカーを買わなきゃ。
TUCKママの1人であるMelissaに、「日本の春はもっと長くて私達はお花見シーズンを楽しむの。週末になると、どこの桜の下も酒盛りをしている人で一杯に
なって、ニュースでもその光景が報道されるんだよ。」と話すと爆笑された。あれ?私は日本ならではの「春の情緒」について説明したつもりだったのに。

Playgroupが現地解散した後、Eちゃん親子・U君親子と一緒にモール近くのマクドナルドへ。メディカルのSさんとその子供達と落ち合う。Sさんは午後からMonshire MuseumでMさん親子達と待ち合わせているとの事。一緒に誘われたので、Eちゃん、U君達は行く事にしたのだが我が家は見送る事に。今週は
既に予定が山のように入っているので、どうしても今日のうちに靴を買っておきたい。ごめんね、もえちゃん。

昼食後、皆でおもちゃ屋に寄ってU君のプレゼント(今週お誕生日パーティーがあるのである)を買ってから現地解散。私と娘はモールの靴屋を2、3軒まわる。
あまりにも暑いので、気がつくとスニーカーではなくサンダルを買ってしまっていた。娘にもサンダルを買ったのだが、これがとにかく時間がかかる。たいして選択肢
もないのに、「あれ!」、「これ!」と、関係ないものまで片っ端から履き比べ、しかも「もえちゃん、じぶんで!」と、出すのも、はくのも、しまうのも全部本人にやらせ
ないと気が済まないのである。今だからため息をつきながらものんびりつきあっているが、帰国して忙しい生活に戻っても同じようにつきあってあげられるの
だろうか。。。

やっと自宅に戻れた時にはもう5時前。なんだかえらく疲れた一日だった。日焼けしたせいもあるのかな。
明日はK君のベビーシッターの日なので一日自宅でのんびりできる。毎日のように出たきりすずめの生活が続く最近では、K君シッターの水曜がすっかり「癒しと
安らぎの日」になってしまっている。

4月15日(月) 平凡な一日

だんなを大学に送っていったのが10時過ぎ。帰りにスーパーで買い物をして帰宅。娘とブランチをとる。今日はあいにくの雨模様だし、自宅で娘とのんびりしよう
と決めてリビングのソファーに並んで座りながら、娘はレゴブロックで遊び、私はHPの新コーナーの作成にいそしむ(これがなかなか進みません)。

午後になると、どんよりとしていた空がすっきりと晴れ渡ってあっという間に家の中まで明るくなってきた。娘を散歩にでも連れていくか、と思った矢先にEちゃん
ママから電話。Sachemのタウンハウスに住んでいるClaudiaのところからの電話だったので、散歩がてらタウンハウスの公園に連れていく事にした。
公園はコの字型に並んだ2階建てのタウンハウスと柵とで完全に閉鎖された空間になっている。公園に接しているのは各タウンハウスのリビングルームなので、
住人全ての共有庭という感じ。子供達は公園を横切って友達の家に勝手に上がり込むので、リビングでお茶を飲みながら安心して子供達を外で遊ばせ
れる反面、プライバシーの欲しい人にはちょっと不向きな家である。

夕食の仕度やダンナのピックアップの時間を気にしつつ、ママ達は家の中でおしゃべり、庭と家を出入りする子供達を見守る。まったく普通の主婦として、母と
しての平凡な一日である。場所がアメリカで、言語が英語であるという以外は。
夜更かし癖のついている我が家の娘の話になると、日本でびっくりされた(というより呆れられた)のと全く同じ反応がここでも起こる。国がかわっても我が家の
娘は子供としての理想的な生活を送っているとはいえないらしい。
そして「それじゃ、お母さんも自分の時間が持てないでしょう。」と、これまた日本でもよく言われた台詞が続く。そうなのだ。世のお母さん達にとっては、子供の
就寝後が自分の時間なのである(ダンナがたまについてくる事はあるにしても)。我が家では娘が起きていようが寝ていようが、母は比較的マイペースに自分の
やりたい事をしている気がする。多分それがいけないのであろう。もう一つの原因は、娘が未だに午後遅くに1時間以上寝てしまう事だと思われる。「寝かせな
ければいいのよ。」とは言われるのだが、揺さぶっても叩いても白目をむいて眠り続ける娘を一体どうしろというの?こればっかりは、ダンナの「昼寝遺伝子」を
恨めしく思う妻。
それでもめげずに頑張るぞ。少しでも早寝・早起きに近づけるように。

4月14日(日) ASW終了

今日の大学での朝食は12時過ぎまでホールでとれるとの事。昨日不動産屋との連絡がつかなかった我が家のお客様達はその件を解決してからブランチに
でかけるという予定だったので、彼らも私達(といってもダンナと娘は寝てたのだが)も9時頃に起床、リビングで電話をかけたりメールを確認したりしながら、その
合間におしゃべりをする。Sangeetaは好奇心旺盛でとても質問上手。つっかえてばかりでなかなか進まない私の話を実に楽しそうに聞いてくれる。感じがいい
だけでなくとても美人なので、目をキラキラさせながらじっと見つめられると余計英語がしどろもどろになって大変だ(笑)。

家探しの方もなんとかメドがついたようで、後は大家側の契約書へのサイン待ち、というところまでこぎつけたようである。物件は大学まで徒歩10分程度の
1bedroom、家賃は月々$900。現在はTUCKの2年生が住んでいるので、卒業後の7月から入居可能になるとの事。デジカメで彼らがとってきた写真を見ても
非常に素敵なアパートなので、この辺りの相場を考えると掘り出し物と思われる。あとは無事に契約終了となるのを心から祈るばかり。
ブランチをとってから不動産屋に寄ってきた彼らが荷物を取りに帰ってきた時には、さすがに父子も起きていたので、全員そろってのお別れをする。お別れと
いっても遅くとも9月の新学期には再会できるので、明るいさよならである。今回、このような素敵な出逢いをくれたASWイベントには感謝、感謝の心境だ。

再び親子3人だけになったところで、ダンナの野球用グローブ購入のためWal‐martにつきあう。近々ソフトボールの学内リーグがあるらしく、野球歴の長いダンナ
はそれが楽しみで仕方がないらしい(そういえば、なんでグローブを日本に置いてきたんだろう?)。それにしてもイベントの好きなビジネススクールだ。どこも
こんななのかしらん。
それでも一大イベントであるASWも終了したのだから、そろそろ普段の日常に戻るはずである(といってもアメリカに来て以来、「落ちついた日々だなあ」と思った
試しがない。何が「日常」なのかは難しいところだ)。この辺りで1度自分なりに「こちらでやっておきたい事」を整理しておかないと、目標もなくバタバタとしている
うちにアメリカ生活が終わってしまった、という事になりそうだ。ダンナの勉強が再優先とはいえ、それだけでは終わらせないぞー。

客人が帰り、久しぶりにリビングでPCをインターネットにつなぎ、書きためてあった日記を更新するためにホームページを開くとカウンターが順調に上がっていて
くれた。何度も覗いて下さっていた方々、ごめんなさい。愛想をつかさずにいて下さってありがとうございます。

4月13日(土) ASW3日目

今日は12:30からASWの一環として、"International Food Festival"がある。日本人グループもそれに出店すべくいくつかのメニューを用意してある。
この日に別の予定が入っていた我が家は特にメニューを割り当てられていなかったのだが、直前になってその予定がなくなったため、お隣のM子さんが作る
「豚汁」20人分を手伝う事にした。同じ時間に起きたSangeetaとしばしキッチンでおしゃべりをしてから、鍋、包丁、ピーラー、まな板を持って9時にお隣へ。
I氏宅にいってみると、山盛りの肉・野菜の前でI氏も「刻み隊」として参加していた(ちなみにダンナは娘の子守りと称してベッドで一緒に高いびき)。3人で
おしゃべりし