Diary of June    Makko's Diaryの目次へ   ホームへ戻る   

6月30日(日) Eちゃん宅visit

昨日の夜中の3時に目が覚めてしまい、そのまま眠れなくなったので朝の6時頃まで家の片付け。7時からW杯の決勝戦だったで目覚ましを合わせていたの
だが時間通りに起きられるはずもなく、残り時間30分のみを観戦。結果的にブラジルの2得点は見ることができたので結果オーライだった(?)。

そのまま起床し、娘が起きてくるまでの間はふたたび片付け。娘の着替えと食事を済ませてから「元」お隣のI氏宅へ電話を借りにいく。
昨日引越し後にEちゃんママから「先日乗りそびれたQuecheeの電車に乗りに行こう」と誘われてOKしたのだが、疲れているのでキャンセルする事にしたのだ。
電話をしてみると、その後Eちゃんママも「引越し直後だし。。。」と考えてくれていたようで、代りに夕食をご馳走になりにいく事に。

洗濯と買い出しをしてから3時半頃Eちゃん宅へ。到着した途端、子供達はブランコ・滑り台セットのある庭に出てしまい、Eちゃんママが夕食の準備をして
いる間、雑誌等を読みながらのんびりさせてもらう。皆で夕食を食べた後も子供達は再び庭に出ていってしまい、なだめすかしてなんとかお風呂に入れて
から10時頃帰宅。
まだ完全に片付けが終わっていない我が家にいるとついつい体が動いてしまう。Eちゃん宅でのんびりさせてもらえたのは、しかも夕食を作らなくて済んだのは
とてもありがたい息抜きであった。どうもありがとうね。本当にご馳走様でした。

日が暮れるとEちゃん宅のお庭にはなんと蛍が出現。川辺にいるものだと思っていたのだが。それでもやはり雨上がりの時のほうがたくさん見られるとの事。
子供達の入浴後、しばらく蛍鑑賞を楽しんだ。

6月29日(土) お引越し 終了!

朝9時にU‐HAULの台車"Dolly"を借りにいってから帰宅。手伝ってくれる友人達が来る予定の12時までの間に娘の着替えとブランチを済ませ、残っている
荷物類やダイニングチェア等、自分で持てる物たちを車につめて運ぶ。部屋がいよいよ殺風景になり、自分の声がほど良く反響するようになった。ここでEカラ
パーティーをしたらさぞ気持ち良いに違いない、等とバカな事を考える。

12時に友人達が続々と到着。お隣のIさんご夫妻(ご主人は厚手の軍手まではめてまるで引越し業者のお兄さんみたい)、モニカ、フィルとその子供達、そして
急遽用事が出来てしまったGabiとFranciscoの代わりにかけつけてくれたもう1組のIさんご夫妻。部屋に残っている荷物と全部の家具をひと通り見てもらうと
まもなく作業開始。娘はスニーカーにエプロン姿がまるで保母さんのようなMお姉さんと新居前の公園で遊ぶ。

家具の運搬以外の負担をなるべく少なくしようと、かなりの荷物を事前に運び出していた(つもりだった)のだが、ダンナの勉強関係のテキストやノート類、
そして私と娘の本類等、一番重い荷物が最後まで残ってしまっていた。しかし、真夏日の炎天下の中、モニカのワゴンとマッチョな男性陣によって大物
家具が次々と新居に運び込まれ(ワゴンに入りきらない大きな本棚等は両Iさんご主人達が歩いて運んできてくれた!)、女性陣も重い荷物をテキパキと
新居に移動。途中でEちゃん母子も到着、運搬を手伝ってくれた。
2時間ちょっとで全ての荷物が新居に運び込まれ、作業は無事終了。心配していたソファーベッドとダンナのデスクも分解する事なく移動してもらえた。
Eちゃんママが差入れてくれたピザと我が家に残っていたピザ&ビールで皆で乾杯。家の中や家の前の木陰等、思い思いの場所で大仕事の後ののんびりを
味わった。

全ての家具を運び入れても新居は実に広い。公園が目の前にあるだけでなく、明るさと風通しの良さも前の家よりも格段に上である。前の家でも十分満足
していたので、こんなにラッキーでいいのかしら、と思ってしまうぐらいだ。

夕方になってモニカ達が帰り、お隣ではないIさんご夫妻が帰り(台車の返却、どうもありがとうね)、「元」お隣のIさんご夫妻が帰っていった。Eちゃんママに
残ってもらって子供達の相手をお願いし、ひと通り家の中を片付ける。結局Eちゃんママに素麺をゆでてもらい、一緒に簡単な夕食をとる事に。電話を借りに
行った時に忘れてしまったかばんを「元」お隣のM子お姉さんが届けに来てくれたため、ご主人も一緒に呼んで皆で食べる。最近子供達に人気急上昇中の
Iさんご主人がそのまま返してもらえるはずもなく、皆で9時過ぎまで家の前の公園遊びにつきあってから解散。

一日中お昼寝をしなかった娘は10時には寝てくれた。W杯の放送も明日の早朝だという事でしばらく家を片付けてから12時頃に就寝。当日のうちに大方の
片付けが終わって実にスムーズな引越しであった。
真夏日の中、かけつけてくれた友人達、「都合が合わなくてごめんね」と気にしてくれた友人達、そして遠く離れたところから「頑張ってね。」とメールを下さった
方々、本当にどうもありがとうございました。

6月28日(金) お引越し 前半の部

朝8時半に眠っている娘を自宅に残し、ハウジング・オフィスに新居の鍵をピックアップに行く。キーの件をこちらから言い出すまでDonaは私を見て「?」という顔。
去年8月といい、今回の引越しといい、頻繁にオフィスに出入りして色んな交渉をしているにもかかわらず、Donaは一向に人の顔を覚えてくれようとしない
(一言用件を言った途端に「レバノンのボロアパートからキャンセルの出たSachemに引っ越してきたラッキーな(違うだろうが)日本人」という全てのデータを
思い出してくれるのに。私の顔はそんなに印象が薄いでしょーか?)
その足でまずは新居へ。中に入って家中の窓を開けてからそれぞれの部屋をざっと見てまわり、再び自宅へ。朝食を済ませてから娘を起こして着替えさせ、
娘が朝ご飯を食べている間に掃除道具一式と細々とした荷物を車に積んでおく。T子さんがくる10時少し前にパラパラを雨が降ってきたものの、10分程度で
やんでくれたので一安心。曇り空で気温もそれほど高くないのはありがたい。

T子さんが到着したので、自宅で娘の相手をしてもらって私は新居の方へ。まずはキッチンから、と収納部分を拭き始めるとまもなくお隣のM子さんが
「こんにちわー」と顔を見せてくれる。T子さんが来て私が車で家を出るのを見て手伝いをしに来てくれたらしい。今回、M子さんのご主人には明日予定して
いる大物家具の移動をお願いしているのだが、今日のプチ引越しの手伝いについては正式にはお願いしておらず、M子さんが気をきかせてくれたのである。
これぞ阿吽の呼吸の長屋(?)づきあい。本当にありがたい事だ。新居の掃除を一緒に手伝ってもらう。

12時過ぎにはひと通り掃除も終わったので、我が家での冷凍ピザランチにM子さんをお誘いする。まもなくサマースクール帰りのEちゃん母子も到着、T子さんと
一緒にみんなでランチ(M子さん、美味しいスープまで持参してくれてありがとうね)。
昼食後はM子さんが娘とEちゃんを公園で遊ばせてくれている間に、Eちゃんママ、T子さんと一緒に車3台でこまごまとした荷物をひたすら新居へ搬入。
この頃にはすっかり真夏日の陽気になった中、3時間ほどかけて合計約10往復。小さい本棚や食器棚まで運ぶと現在の我が家もかなりガランとしてきた。
作業が気持ちいい程スムーズにはかどったので「今日はもうこれでいいや。」と、昨日焼いておいたケーキでお茶をする事に。近所に住んでいるIさん夫妻も
メロンを持って立ち寄ってくれた。みんなでケーキをメロンを食べているところへSouth Sachemの公園に子供達を連れていく途中のMonicaが顔を出し、
「何、働いているんじゃなかったの?」と笑われてしまった。既にかなりガランとしている室内に感心しつつ、しばらくおしゃべりに加わる。

ティータイムが4時半頃に終わってT子さんやIさん夫妻が帰ってから、再び気が向いてしまったので(結構せっかち。引越しは、というか、家が変わるのは
嫌いじゃないのである)、M子さんやEちゃんママに子供達をお願いしつつ1時間程荷物の搬入をして今日は作業終了。

6時過ぎにEちゃん母子と一緒にT子さん宅へ。一日手伝ってもらった上に引越しうどんまでご馳走していただいた(立場が逆だろって)。楽しい時間を過ごして
から9時頃に帰宅すると、M子さん達から「お隣も最後だから」とお誘いを受ける。娘のシャワーを手早く済ませてからありがたくお邪魔。娘の相手をしてくれる
お2人のご好意に甘えつつ、11時頃まで話し込む。

帰宅して娘を寝かせてから深夜まで残りの荷物をまとめ、鏡を壁から取り外し、シャワーホースを外して元の固定式ヘッドに戻し(よくこんなのでアメリカ人は
我慢してるな、と改めて思ってしまう)、メールを書いたりしているうちに気がつくと3時である。明日の今頃は新しい環境を楽しみながら W杯決勝戦でも見て
いるのかなあ、と楽しみになる。

ありゃ。もう電話回線が切れてる。。。

6月27日(木) Quechee Gorge & Soft Cream

今日は引越し準備にいそしもうと思っていたのだが、Eちゃんママから「Quechee Gorgeに行こうよ」とお誘いを受けたので、予定を変更。帰国前日まで荷造り
をしようとしなかったダンナにあきれたものだったが、私のやっている事もあまり変わらないようだ。
Quechee Gorgeはちょっとしたショッピングモールで、周りを人が乗れる電車が走ってくれるのである。機関車トーマスが大好きなU君(元気?)のお気に入りの
場所らしい。私はいった事がないのでEちゃんママに誘われて車に乗せてもらう。メディカルのIさんもK君を連れて2台でドライブ。

いってみると、肝心の電車は週末しか走っていないとの事だった。残念。お土産屋さんをひとしきり冷やかしてからモールを出る。
帰りにIさんが知っているというソフトクリーム屋さんへ。見た感じは単なる一軒屋なのだが(といってもこの辺りでは普通の家の格好をしたオフィスやお店は
たいして珍しくもない)、ソフトクリームのフレーバーはなんと200以上!私が選んだメープル・アーモンドはとっても美味しかった。ちなみに、スモールを頼んで
出てきたソフトクリームは日本でなら間違いなくLサイズであった。それで料金が1ドルちょっととは驚きである。

帰りにショッピングモールで明日用のジュースや冷凍ピザを買ってから帰宅。荷造りもせずにミステリーを1冊読みきり、チーズスフレケーキを焼いてから就寝。

6月26日(水) プレイグループ&ピクニック

10:30にHowe Libraryへ。通常の水曜のプレイグループは、少し大きめの子供達を対象に絵本の読み聞かせと工作をしているというので、今までは木曜の
プレイグループにしかいった事がなかったのだが、夏休み中の今日はパペット・ショーが見られるという。
行ってみると、いつもの20畳程度のお部屋が150人以上のママ・パパ・キッズ達で溢れかえっている!丁度図書館の職員の女性が、パペット・ショーをおこなう
女性を紹介したところで、まもなくショーが始まった。

人形遣いの女性はかなり大柄だったが、次から次へと出してくる人形達も女性と同じぐらい大きいものばかり。虹色のお魚にドラゴン、ライオン、ウサギに魔法
使い等、それぞれの口の部分に手を入れながら腹話術ではなかったものの、実に表情豊かに楽しい会話を繰り広げる。間の取り方も絶妙で、会話の内容が
わかる子供達はもちろん、わからない小さな子供(や英語がいまいちのうちの娘)達も見ているだけで可笑しくてたまらないらしい。親子共にとっても楽しませて
もらったプレイグループであった。

あらかじめ打ち合わせてあった通り、プレイグループ後にMonicaやBevin達とRay School のプレイグラウンドに直行。レイ・スクールはHanover唯一の小学校
であり、校庭のアスレチック・コーナーやブランコ等がとても充実している。2月の日本文化紹介を、娘の高熱のために当日キャンセルしてしまった学校である。
午前中のサマースクールから子供達をピックアップした帰りのEちゃんママとGabiも合流し、子供達を遊ばせながら持参したお弁当や飲み物を食べる。
日本ほどではないが、今日は気温だけでなく湿度もかなり高い。

自宅に戻ってからタウンハウスの公園に行こうかと思ったが、娘が昼寝に入ってしまったため予定を変更して読書タイムに。今日はお隣のIさんご夫妻がEちゃん
母子を夕食にご招待していたので、食後に少しだけお邪魔して一緒におしゃべりを楽しんだ。

6月25日(火) ピクニック

昼過ぎにHanover市内のU-HAULにいって引越し用の台車を予約。一日$7だった。本当は一番小さいトラックを自分で運転しようと思ったのだが、Monicaが
夏休み中借りているワゴンを使えば引越しできると言ってくれたので、台車を借りる事にした。

帰宅するとGabiから電話にメッセージ。コネチカット・リバーのほとりへピクニックに行こう、というお誘い。娘と遅い昼食を済ませてからタウンハウスの公園に行くと
MonicaとEちゃん母子も既に来ていた。皆で出かけた先は大学からも10分足らずであった。デッキチェア等も設置され確かに"picnic area"と書いてあるの
だが、そこまでの道程は静かな住宅街を走っていると突然森と川が現れるという感じ。Monicaが偶然見つけたのだと言っていたが、よく見つけたものだ。
水はかなり冷たいようだったが、子供達は全く平気でじゃぶじゃぶと水遊び(わが家のこわがり姫は水辺によりつきもせず)。ママ達は持参したジュースや
クラッカーなどをつまみながらのんびりした午後を楽しんだ。

ピクニックから帰宅後、Eちゃん母子に我が家に寄ってもらう。一緒に簡単な夕食を済ませ、私が後片付けをしている間にEちゃんママが二人の子供達を
お風呂に入れてくれた(びしょぬれになった彼女も結局入っていった)。おかげで彼らが帰ってからまもなく娘を寝かせる事ができたので、久しぶりに深夜まで
テレビの映画を見ながらパソコンに向かう。

6月24日(月) お見送り

3時前にハノーバー・インへ。U君一家のお見送りである。Nちゃん一家とメディカルのIさんが既に来ていたので、おしゃべりしながらU君一家の到着を待つ。
まもなくU君一家、Eちゃんママ&Eちゃん、お隣のIさんご夫妻、そして2年生のOさんが到着。
ドライバーがいつ運転席に乗って出発するか、という状況で出てくるのは「元気でね。」、「気をつけてね。」、「メールを出すから。」等の言葉のみでもどかしい。
「別れ」の場面はいつまでたっても慣れる事ができなものなんだろうなあ。
子供達は今日の「バイバイ」の意味を良く理解しないまま、親い言われた通りに抱き合ったりしてケラケラと笑っていた。

帰りにIさんとEちゃん母子と近所のアイスクリーム屋さんでアイスを食べてから帰宅。
遊び足りない娘に家の前でシャボン玉遊びをさせながらデッキチェアに座ってお隣から出てきたM子さんとおしゃべり。M子さんがU君ママから引き継いだ
「しその葉」プランターからおすそわけを頂いたので夕食は薬味たっぷりの「冷やしたぬき」にした。

夜に気が向いたので家の中の荷物をすこしずつまとめてみる。ダンボールも少ないし引っ越す距離も短い。ほとんどの物はしょっちゅう使うため、直前まで
片付けられないものばかりである。荷造りしないでランドリー用のかごで何度も往復すればいいか、と思うとたいしてやる事もないのであった。
すぐにでも少しずつやりたいのは引越し先の掃除なのに金曜まで鍵がもらえないのが腹立たしい。引越し先の家賃が発生するのは7月1日からであるため、
家は既に空いているにも関わらず、鍵をあまり早い段階で渡したくないらしい。仕事ぶりは穴だらけのくせに変なところできっちりしてるいるハウジング・オフィス
である。

6月23日(日) 搬入&引き取り

2時頃にT子さんが我が家に到着。残りの大型家具を2台の車に積み、彼女の自宅まで運んだ。作業終了後、お茶をいただいているうちに娘が寝てしまった
ので、おしゃべりしながら娘が目覚めるまで長居させてもらう。

娘が起きてからT子さんと一緒にU君宅へ行き、U君一家が使いきれなかった日本食材や調味料をいただいてから帰宅。U君宅は引越しも全て終了し、
家の中はガランとしていた。明日、ダートマス・コーチでハノーバーを発つ予定だ。いつもと同じ調子で「ばいばーい!」と明るく言いあう娘とU君。
明日はハノーバー・イン前のバス亭に見送りに行こう。

6月22日(土) カラオケBBQパーティー

目が覚めると雨音が。今日は夕方からEちゃん宅でカラオケBBQの予定だというのに、昨日とはうってかわっての悪天候である。
雨が降ってもパラソルの下でBBQは決行、という事になったので、買っておいたお肉をたれに漬け込んでおく。

2時半頃、道がわからないというT子さんに我が家に来てもらってお茶をしてから一緒にEちゃん宅へ向かう。
もともとは、あさってハノーバーを離れるU君と子供達を遊ばせよう、という話から、それだったらU君パパの好きなカラオケも、だったらカラオケ好きの独身2年生
のMさんもまだハノーバーにいるらしいから、それからメディカルの人達にカートリッジを借りつつ一緒に、と、話がどんどん大きくなり、最終的にはまだ残っている
2年生の送別会という名目(口実?)でTUCK生全員宛てのメーリングリストで案内をしたのであった。昨日我が家に来て頂いたNさんご夫妻にも声をかける。

最終的に集まったのは総勢18人。かなりの人数ではあるが、Eちゃん宅のパーティーとしては少ない方である。Nさんの奥様は他の方々とは初対面だったので、
女性陣はおしゃべりに花咲かせ、男性人はビール片手に肉を焼きながらこれまたおしゃべりに花咲かせ、カラオケが始まったのは夜もかなりふけてからであった。
メディカルのIさんご一家とは今日が初めてのお手合わせだったが、S氏から以前聞いていた「えげつない」メディカルカラオケ(@間奏は早送り、A歌が終わった
ら残りの伴奏はカット、B曲が終わった瞬間にマイク争奪戦、等等)の光景は見られず。ちょっと残念。

深夜自宅に戻ってからインターネットで日本行きの航空チケットを調べる。た、高い。。。二人分のチケット代は、母子のみなら1ヶ月半以上生活できる金額
である。夏休み前に既に検討した上で結論を出したはずなのだが、思わず「一時帰国しない」場合のメリット・デメリットについてしばし考え込む。

6月21日(金) ポットラック&ディナーご招待

お昼過ぎからメディカルのKさん宅でポットラック・ランチ。普段あまり会う機会のないメディカル関連の子供なしパートナーの人達にも久しぶりに会えて楽しい
午後であった。いろんなポットラック・パーティーに出ているが、やはり日本人ばかりのポットラック・パーティーが一番美味しい(笑)。

4時過ぎに自宅に戻り、娘が夕寝をしている間に夕食の準備。昨日家探しのためにハノーバー入りした新入生のNさんご夫妻とお隣のIさんご夫妻をご招待
したのである。
TUCKには新しく入学してくる1年生全員に大学側が2年生達を「メンター」として割り振る制度がある。生活の事や学校の事等、なんでも相談にのってあげて
下さいね、という事のようだ。その事を全く知らなかった私は、昨日お隣のI氏のおかげで我が家がNさんのメンターである事を教えてもらった。ダンナ不在のため
I氏にホスト代行をお願いし、大人5人+娘でにぎやかな夕食を楽しむ。
Nさんご夫妻はSachemを申し込んだものの、Waitlistになってしまったのでこれから一週間不動産めぐりをする予定との事。苦い経験をしている私とIさんご夫妻
は、Nさんご夫妻にハウジングオフィスのオペレーションのいい加減さをよく説明しながらハウジング・オフィス対策を伝授。いずれにしても早めに家が決まる事を
祈るばかりである。

6月20日(木) デザート・ポットラック

昼過ぎにWest Lebanonのショッピングモールに買い出しに行き、一旦帰宅して夕方にHanoverのCOOPに買い物へ。

夕食後、7時過ぎに抹茶ババロアを持ってタウンハウスの公園へ。MonicaがTUCK Partner全員宛てのメーリングリストでデザートポットラック・パーティーを
提案したのである。
ご主人がこの辺りから通える範囲でインターンをしている人、自分だけ残ってこっちに働いている人、我が家と同じくご主人が単身で行っている人等、子持ち・
子供なしも含めて思いのほかたくさんのパートナー達が集まった。昨晩パパの実家から戻ってきたEちゃんに久しぶりに会えた娘も大喜び。
日本人比率の低いポットラックだったので、抹茶ババロアと粒あんは半分ほどしか売れず。ドイツでもそうだったのだが、あんこは外国人には不評な事が多い
ような気がする。「甘く」調理した豆は受け入れてもらえないようである。
抹茶の色を見て尻ごみしたアメリカ人もいたようだが、蛍光色の着色料をガンガン使う彼らにそんな事を言われるのは実に心外である。

6月19日(水) 引越し日確定

昼過ぎにハウジング・オフィスに引越し先の鍵を返しにいく。「業者によるペンキ塗りもクリーニングもしなくていいから、早く引越しさせてくれ。娘も父親に会い
たがっているので早く帰国したい。」と頼んでみると、実にあっさりと認めてくれた。7月1日の月曜と言われたところを、「友人に手伝ってもらえる週末でなければ」
と、もうひと押し。6月最終週の金曜に鍵を受け取り、週末に引っ越せる事に。

午後にタウンハウスの公園へ。ChristineとMonicaに引越しの件を報告。Monicaのご主人のPhilに手伝ってもらえる事になった。
夕方自宅に戻る前にお隣のIさん宅へ。娘と一緒にお茶をご馳走になったうえにIさんのご主人にも引越しのお手伝いをお願い。
去年の引越しといい、今年の引越しといい、肝心な時になぜかダンナのいない我が家だが、捨てる神あれば拾う神あり(?)。ここでは本当にたくさんの人が
快く助けの手を差し伸べてくれる。そういえば以前、Gabiが「引越しのためだけにこっちに残ってるの?やっておいてあげるから日本に帰っておいで!」とまで
言ってくれたっけ(笑)。本当に有難い友人達である。

6月18日(火) South Sachem Playgroup

2時過ぎにSouth Sachemの公園に集まろうと、子持ちママ達に声をかける。多少曇り気味で日差しの弱いのがむしろ心地良い陽気の中、Mさんの子供達と
年齢の近いU君一家、Nちゃん一家、我が家とメディカルのIさん母子が集まってくれた。Mさんご一家も無事に家が見つかったらしく、気分も大分楽になったよう
である。子供達同志はすぐに仲良く遊び始め、パパ同志、ママ同志もおしゃべりに熱中。途中お隣のM子お姉さん、MonicaやJustin等も顔を出す。
たった一日でMさんご一家もすっかり顔が広くなったようである。

数日前に日本から戻ってきたT子さんが、6時過ぎに我が家で預かっているMoving Saleの品々をピックアップに来た。久しぶりに会えたので、ありあわせのもの
で簡単な夕食を作って一緒に食べながらおしゃべり。娘もたくさん遊んでもらって大満足であった。大型家具の全てをT子さんのセダンに積むのは無理だった
ため、残りは後日にまわす事に。

6月17日(月) 新居下見&夕食お呼ばれ

お昼頃、ハウジング・オフィスで引越し先の鍵を借りて早速中をのぞきに行く。似た間取りのお宅に入った事があるため、大体の想像はついていたものの、
クローゼットや収納部分、コンセントや電話ジャックの位置等を細かくチェックするにつれ、その充実ぶりに感動。特にコンセントの数は今と比べて格段に多く、
家具の配置もかなり自由に決められそうである。家中の寸法をひたすら測ってメモをとる。
今後のハウスは全体的に今よりも面積が広く、LDKが一体となったスペースも今よりも広く開放感がある。2bedroomの大きさにはかなり差があるのだが、
1つがダンナの書斎、1つが寝室&キッズルームになる事を考えると、このアンバランスさはむしろ有難い(もちろん、小さいお部屋が書斎である)。
にわかに引越しが楽しみになってきたぞ。今すぐにでも掃除を始めたいぐらい。

Monicaから電話にメッセージが入っていたので、2時頃タウンハウスの公園へ。今日は久しぶりの快晴である。
雨続きの週末中にMonicaの新居も大分落ちついたよう。中庭の公園に面した子供部屋にDerekとMikaelaは大喜びだそうだ。
家の前の中庭でコーヒーをご馳走になりながら、持参したパウンドケーキを皆で食べる。Kateが子供達3人をつれてきていた他には中庭に出てくる人もなく、
今日のタウンハウスも閑散としていた。
引越し先の下見の話をすると、「ペンキ塗りとクリーニングをしなくてもいいからすぐに入居したいと交渉したら。うちはそう言ってすぐに引越しできたわよ。」
とMonica。なるほど、その手があったか。作業を早くして、とお願いした時は断られてしまったけど。

夕方自宅に戻ると昨日Hanoverに戻ってきたお隣さんから夕食のご招待。新1年生のMさんご一家がいらっしゃる事になったそうである。先日に引き続き、
ご馳走になりっぱなしである事を申し訳なく思いつつ、昨日の小豆で「生ドラ」を作って7時過ぎに持参。手作りギョーザに舌鼓を打ちながらにぎやかに
おしゃべりを楽しむ。話には聞いていたが、Mさんご夫妻はお酒がかなりいける口らしい。気がつくと日付が変わってしまっていた。
娘も先日できた新しいお友達と遊ぶのが楽しくて仕方ない様子。まだ一度もけんかをしていないのはD君が大人なせいかしら(1つ年上)。

自宅に戻って間もなく娘と2人でベッドに入ったものの、引越しの件を考え始めてすっかり目がさえてしまった。こうなったらW杯の開始時刻まで起きて待つ事に
し、テレビのチャンネルを合わせる。新居の間取り図を描いて家具の配置をあれこれと考え出した(迷う程たくさん持ってないって)ところ、気がつくと試合は既に
始まっており、なんとトルコに1‐0でリードされていた。肝心なシーンを見なかったまま、日本チームの挽回もなく試合は終わってしまった。ガーン。。。

6月16日(日) HP更新とShopping

前日水につけておいた小豆を煮、ミステリーの最後の1冊を読み始め、頓挫していたホームページの新コーナーの続きを作成。もちろんその合間に娘の相手も
させられる。お天気は午前中の曇りからまもなく雨にかわり、気温も低くて肌寒い。なかなか公園日和が戻ってこない。

夕方になって雨が止んだので、気分転換にショッピングモールへ。娘のおもちゃをひとつ買ってあげてからCOOPに寄ってホームページ用の調査少々。

帰りにSouth Sachemに寄ってみると、引越し先のハウスはもぬけの空。前の住人は昨日か今日が引越しだったようである。残念ながらドアはしまっていた。
明日はハウジング・オフィスで鍵を借りて中の間取りを見てこよう。

6月15日(土) 新1年生ご招待

今年9月に入学が決まっているMさんご一家をお茶にご招待。ボストンでのサマースクールが始まる前に家を見つけておこうと、1週間程Hanoverに滞在される
そうである。
Mさん夫婦には1才と4才の男の子達がいるため、娘は朝からそわそわ。「あたらしいおともだち、もうくる?」とかなり楽しみのようである。

2時過ぎにいらしたMさんご一家。弟のG君は寝てしまっていたが、お兄ちゃんのD君は人見知りもせずにすぐに話しかけて来た。まもなく娘と一緒に遊び出す。
奥様も好奇心旺盛でHanover生活についてあれこれと質問を受ける。こちらでの生活を充実させようと前向きなご様子がとても頼もしい。ご主人も安心して
勉強に専念できるに違いない。ダンナがいないため、大学関連の情報が提供できなかったのがちょっと申し訳ない。
そういえば、Tuck生で目下のところHanoverにいるのはうちを入れてあとひと家族なんじゃないだろうか。多分夏休み中で一番「手薄」な時期である。

Mさん、今日はありがとうございました。とっても楽しかったです。今後ともよろしくお願い致します。

6月14日(金) またまた読書デー

夜中のW杯観戦のせいでいつもよりさらに寝坊。明日のお客様のためにお買い物をした以外はまたまた読書の一日。本が読みたいがために、知り合いの多い
タウンハウスではなくSouth Sachem方の公園に娘を連れていった(笑)。
我が家の引越し先でもあるSouth SachemはTUCK2年生が多く住んでいたため、家の前に大きな引越しトラックの止まっているハウスが2軒。皆ここ数日で
次々と出ていっているようである。我が家の引越し先の住人もTuckの2年生。そのうち家の中を見せてもらおうと思っているうちに彼らの引越しもすぐそこまで
迫ってきた。ここまで来たら引越し直前にお邪魔するより家を出てから見せてもらった方が良さそうだ。

Eちゃんがパパの実家に帰って以来、彼女から借りた「しまじろう」ビデオシリーズを朝から晩までかけ続ける娘。「しまじろう」のビデオ自体はよく出来ているのだが、
問題はやたらとパパ、またはママと一緒にやるパートが多いところである。ママと一緒にやる手遊びやダンス、パパと一緒にやる体力遊びシリーズ。目下パパが
不在の我が家では、どちらも私の役目となる(もともとダンナがやっている事なんてほとんどなかったが)。
はらはらどきどきとミステリーを読み進んでいる時に、やれ「げんこつやまのたぬきさん」だの、やれ「パンダうさぎコアラ」だのと細切れに邪魔が入るのはなかなか
ストレスのたまる事である。「ママは今大事な本を読んでるからこれで最後だよ!」等と言ってはみるのだが、最近再び扱いにくくなってきている娘にはたいした
効き目もなし。

6月13日(木) 読書デー

今日は朝から快晴。お昼少し前に娘と一緒に大学へ。MBAオフィスで今年の"Tuck Partners Pictorial Directory"用の写真を届けにいく。これはTuck
パートナーの写真入りの自己紹介冊子で、毎年夏に更新されている。去年は自己紹介も写真もいい加減に決めてしまったのだが、こちらでの生活が
始まってみると、この冊子は実に使用頻度が高かった。多くのパートナー達がにっこり笑顔の写真を載せているのに対して、日本人パートナーの方々の写真は
私も含めて「正面・真顔」のものがほとんど(学生版の冊子もあるのだが、やはり日本人学生達は指名手配写真並みの真顔ばかり)。去年の反省を生かして
今回は娘も一緒に映っている笑顔の一枚を選んだ。

学食に寄って娘と一緒にソフトクリームを食べてから今度はハウジング・オフィスへ。他の用事と共に、Donaに先日の電気料金の経緯を報告してみたが、
特に謝罪の言葉はなく、「そうだったの。」でおしまい。予想はしていたけどね。

最後にインターナショナル・オフィスで私と娘の出国用書類をピックアップしてから帰宅。一息ついたら娘を公園にでも連れていこうかと思っていたのだが、
なんだがごろごろと眠そうなのでそのまま隣で本を読み始める。先日Sさんにお借りした東野圭吾の分厚いハードカバーがやめられなくなり、一気に読みきって
しまった。結局今日も自宅で過ごした一日であった。

夜中に目覚ましをかけてW杯観戦。

6月12日(水) のんびりデー

一日雨が降り続けたので大学にいく用事をキャンセル。天気が悪いと母子共に眠くなってしまうのか、ビデオを見たり本を読んだりレゴブロックで遊んだりと、
終日リビングでのんびりと過ごした。気温も低くて体が冷えてしまったため、真昼間からお風呂、というぜいたくな事を思いつく。「アエラ」を持ち込んで娘と一緒
に小1時間、バスタイムを楽しんだ。

今日でアエラも全部読み切ってしまった。英語の本もあるんだけど、ついつい日本語の方を手にとってしまうのよね。。。

6月11日(火) バタバタ&のんびり

朝9時にご近所さんのVladが我が家へFAXを使いにくる。奥さんのMarinaはいま息子と一緒にモスクワに帰国中。「元気?」と聞くと、「日本がロシアに勝った
から暴動に巻き込まれそうになってこわい思いをしたらしいんだ。日本も大騒ぎだろう?」と苦笑していた。
9時半頃には2年生パートナーのCatiaが最後まで使う必要のあったスタンド照明を2本持ってきてくれた。これで今回我が家が2年生の方々から買い取った
品々が全て揃った。本棚にロッキングチェア、ベッドサイドランプにチェスト等、なければないでなんとかしていたのだが、日々の生活がより快適になるのはやはり
嬉しい。多少広くなる引越し先のハウスでも、家具がなさ過ぎて部屋がまのびする心配もこれでなくなった。

午後にお隣のM子さん達がスペイン旅行から帰宅。彼ら用に預かっていたMoving Saleの品々を引き渡す。
今日はSachem仲間の2年生であるMさん夫婦もとうとうお引越し。彼らから預かる予定の品々を引き取るため、そしてVladが何度かFAXを必要としたため、
自宅で娘とのんびりと待機する。T氏からもらった「アエラ」1年分(!)を片っ端から読む。

4時過ぎにMonicaの引越しを手伝いに。彼女のハウスも取り壊されるため、すぐ裏にあるタウンハウスに引っ越すのである。距離があまりにも近いため、Monica
のご主人とChristineのご主人が2人で借り物の台車を使って全ての家具を運んだ。私も大きなランドリーバスケットを持参してGabiやChristineと一緒に食器
や本、食料等をピストン輸送し、皆でわいわいと新居の家具の置き場を決めて運ぶ。6時ちょっと前には部屋ひとまず整ったので、一足先に自宅に戻った。
まもなくMさんご夫婦が最後の品々を我が家に届けてくれ、お別れのご挨拶。

6時過ぎにお隣へ。旅行から帰ったその日にもかかわらず、U君親子と我が家を夕食に招待してくれたのである。料理は美味しく、子供達は遊び仲間がいる
ので手がかからず、会話もはずんだ楽しいディナータイムであった。

夕食後、全員が「バーS」へ移動。今朝メーリングリストで「飲み会をやります」とのご案内を頂いていたのである。照明も最低限に抑え、ジャズやクラシックの
BGMが流れるお洒落なSさん宅でも子供達は同じように大騒ぎ(せっかくの雰囲気が台無しでごめんなさい)。
2年生のMさんとKさんもいらしていて、最後にご挨拶が出来たのが嬉しかった。前回同様ついつい長居してしまい、深夜の帰宅となる。

6月10日(月) 素麺ランチ

お昼にMonicaとGabiを素麺ランチにご招待。これぞ日本の夏のメニューである。具にはきゅうり、ハム、錦糸卵と細ねぎを用意し、肉味噌とご飯も一応つくって
おいた。午前中にダンナと電話していて「素麺?食べるかあ?」と言われてしまったため、急に不安になってしまったのである。結果的には素麺は大好評。
2人とも何度もおかわりをしてくれ、子供達も予想外に食べてくれた。食後にGabiが持ってきてくれたクレープでコーヒーと飲みながら2時頃までおしゃべり。

Monicaが帰ってからGabiと一緒に我が家に近いSouth Sachemの内の公園へ。しばらくしてからJustinもMonicaもやってきて夕方までのんびりと子供達を
遊ばせる。昼寝もせずに一日を過ごした娘も9時に寝てくれ、ゆっくりと一人の時間を楽しめた夜であった。

夕方、2年生パートナーのMさんより余った日本食材をいただく。我が家はいろんな方々のMoving Sale品を一時的にお預かりする事になっており、2年生の
方々がHanoverを発つ直前にお会いする機会が多い。最後に残った食料を色々と頂き、ありがたい限りである。やっぱり残りには福がある?。

6月9日(日) 卒業式 Part 2

朝9時過ぎに2年生パートナーのOさんが子供2人を連れて我が家に到着。今日はダートマス大学全体の卒業式がテレビ中継されるのである。
卒業証書の授与だけはTUCK生もここで行われるのだが、小さな子供2人を連れて実際に行くのは大変だし、Oさん宅は昨日引越しが終わってテレビも
なくなったというので我が家に来て頂いたのだ。持参してもらったビデオで録画しつつお茶を飲みながらテレビ観賞。途中からU君ママも参加。
ダートマス全体の式というだけあって昨日とは人数も桁違い。肝心のTUCK生の卒業証書授与はあっという間に終わってしまった。やっぱり今日の式は
アングラ(Under Graduate)達が主役のような気がする。昨日もカメラがまわっていたはずだが、TUCKの卒業式を録画した方がよかったかもしれない。
とはいえ、最後に2年生パートナーのOさんとU君ママとものんびりおしゃべりする時間が持てたし、式の最後に皆がいっせいに帽子を空に投げて歓声をあげる
光景(昨日はなかった。アングラの人たちがする行為なのかな?)も見られたので満足。

午後、式から帰ってきた2年生パートナーのYさんが、他の1年生に譲る予定のMoving Saleの品々の残りを我が家に届けてくれた。U君一家はもうしばらく
Hanoverに留まるのだが、OさんもYさんたちも今日ボストン入りして明日の朝の便で日本に発つという超ハードスケジュールである。
同じMBAホルダー同志、帰国後もきっとダンナを通してつきあっていけるだろうとは思っても、やはり少し寂しいお別れであった。

6月8日(土) 卒業おめでとうPotluck & 卒業式

11時からHanoverから30分ほど離れたOrfordに住んでいるDavisさん宅で「卒業おめでとう」Potluckが催された。Davisさんは木曜のお茶会を開いている
メアリーさんのお友達である。
集まったアメリカ人はみなメアリーさんと同じぐらいの年代の方々(つまりおじいちゃま、おばあちゃま)、パートナーのいるTUCKの日本人2年生達、そしてTUCK
以外のHanover在住の日本人家族達であった。TUCKの1年生は大方インターンシップか旅行等で既にHanoverを離れているため、1年生はうちとEちゃん
親子だけだったのが少し寂しかったが、2年生の方々が日本からいらしたご家族の方々を連れていらした事もあって、全体的には子供も入れると40人近く
の大所帯に。とてもにぎやかでおめでたいランチを楽しんだ(おうちも大きくて、迷路みたい!こちらの人はアジアンな物と欧米の物を組み合わせて飾るのが
とっても上手です)。1時過ぎには3時からの式のためにバタバタと2年生達が帰路に着き、パーティーはおひらきとなった。

式の開始後30分ほど遅れて私もTUCK校舎前の"TUCK Circle"に足を運ぶ(Dartmouth Greenでやるのかと思ってたら、あれは明日の全体式用だった)。
ちょうど卒業生代表の挨拶が終わるところで、ひきつづき"Hood"の授与が始まった。
苗字のアルファベット順に卒業生達が次々と名前を呼ばれて前に進み、学長(多分)の前に背を向けて立つ。学長がダートマスカラーのグリーンと黒の頭巾
(魔女の頭巾のような長細い形。)を首にかぶせてあげると隣の副学長(多分)に前に進み、握手をして席に戻るのである。ほとんどの人は名前を呼ばれるだけ
なのだが、たまに"○○, with distinction"、"○○, with high distinction"、"○○, with highest distinction"と呼ばれる学生がおり、卒業生内で褒め称える
歓声が聞かれた。"H"(Honor)をたくさんとった成績優秀者の事のようである。
それ以外にも名前を呼ばれた瞬間、ある種の特別な意味合いを含んだ歓声を浴びる学生もいた。学年の人気者だったり、イベント屋だったり、はたまた
お調子者だったりと、歓声の意味は2年間を共にした同志にしかわからないものなのであろう。
授与中のちょっとしたハプニングにもすかさずジョークて対応する学長、副学長の姿はとてもアメリカ的で、時折どっと笑いの巻き起こる卒業式はしんみりさの
かけらもない、底抜けに明るいものだった。日本とは大分雰囲気が違うようである。

式終了後、2年生の方々にご挨拶をしたり、カメラマン役をかってでたりし、ひとしきり卒業式の雰囲気を味わってから帰宅。1年後には自分がここでダンナの
卒業を喜ぶ番なんだなあと思うと、残り時間の少なさに少し切なくなる。

6月7日(金) 予定はなくてもあっという間の一日

のんびり朝寝坊してから起床。今日はなんの予定もない日である。娘とブランチをとってから洗濯&家の掃除。ダンナがいなくなって以来、洗濯&掃除の
数ががたっと減ってしまった。普通は子供が一番の原因のはずなのだが、我が家はどうやらそうではなかったらしい。
午後に大学のInternational Officeに出向き、ダンナのビザ関連の書類をピックアップ。現在のI‐20というビザは出国すると再入国の際に大学側の書類が
必要になる。帰国前日まで延ばし延ばしにしていたダンナの手続きの仕上げを私がする事になったのである。ついでに7月末の帰国のための私と娘の書類も
依頼しておいた。

オフィスのある校舎前の「ダートマスグリーン」には、ダートマスカラーであるグリーンと白の大テントが設置されていた。そして見渡す限りの椅子、椅子、椅子。
明日はTUCKの2年生の卒業式である。椅子の並んでいない部分の芝生では、いつも通り学生達がのんびりとおしゃべりや日向ぼっこを楽しんでいる。彼らの
中にも卒業する人はいるんだろうか。明日はぜひとも写真を撮りに来たいものである。

午後に食料の買い出しにいってから夕方にタウンハウスの公園へ。Monicaの子供達が来ていたので一緒にブランコで遊ぶ。タウンハウスに住んでいるGabiが
私達を見つけて中庭に出てきてくれたので、少しおしゃべりをして来週のランチの約束をしてから帰宅。

5時半頃にEちゃん親子が買い物の帰りに先日貸したダンナのゴルフセットを返しに来てくれた。「ちょっと寄った」だけでは済むはずもない子供達。結局、
用事の残っていたEちゃんパパだけが帰宅し、母子には残ってもらう事にした。
一緒に遊びたがるわりには最近よくけんかをするEちゃんと娘である。案の定、Eちゃんが来て数分後にはもう最初のおもちゃのとりあいが始まり、私が夕食の
準備をしている間中、Eちゃんママがなだめ役を担うハメに。
夕食を食べ、デザートを食べ、絵本やおもちゃでひとしきり遊んでから9時頃にEちゃんパパのお迎えで母子は帰宅。明日のポットラックのピーナッツバター
パウンドケーキを焼いてから就寝。

6月6日(木) 家具預かり

GabiやEちゃんママを自宅にお招きしようかと、午後一番にケーキをつくる。見栄えもなかなかのチョコクリームの紅茶ケーキが完成したのだが、いざ電話して
みるとEちゃんママは今週末の旅行準備、Gabiは別の約束が入っていた。仕方ないので娘と2人で一切れずつ食べて残りは冷凍庫へ。
天気もあまりよくなかった今日は、娘と2人でのんびりデーにする。

夜にSachemにお住まいの2年生のEさん夫妻がMoving Saleの家具等を我が家に搬入。一時帰国または旅行中の1年生クラスメートの方々が買い取った
家具を我が家で一時的に預かる事になったのだ。
品々は我が家の引越し前には引き取りに来てもらえるので、今は使っていないダンナの書斎に全てを搬入すれば特に不都合もない。レンジ棚1台、ダイ
ニングセット1組、チェスト2台、本棚2台、その他細々とした物が全て収まった。しばらく書斎の掃除ができなくなるのは実に、実に遺憾な事である。

6月5日(水) Monshire Museum

午前中に電気会社に電話。毎月送られてくるはずの請求書が突然来なくなり、「請求書の送り先を連絡して下さい」との通達に対応したのだが、それを
きっかけにすっかり請求書の金額が積もり積もって何がなんだかわからない状況になってしまったのである。こちらの把握している残高を確認するだけのつもり
だったのだが、経緯を説明するとなんと「他人の請求書を払っていらっしゃるかもしれません」との事。請求書を見てみると、確かに一部の請求書の住所が
違っているのである。電話の向こうの女性によると、3月にSachem内の他のハウスに引っ越した事になっており、それがその後私のした住所訂正の電話に
よって再び訂正されたようである。
そう言われて思い出したのだが、我が家はもともと3月にその住所に引っ越す予定を大学のHousing Officeに告げられていたのだが、その後引越しが
大学側の都合で7月に延期になり、引越し先のハウスも変更になったのだった。どうやらHousing Officeの担当者であるDonaが、引越しの手配をしたまま、
電気会社への訂正連絡を忘れてしまったと思われる(というより、向こうが連絡してくれるならその旨を私にも知らせてくれるべきなんじゃないのか)。
Sachem申込みの際もWaiting Listに私達を入力し忘れるし、ホント彼女には困ったものである。

結局、請求書に関しては本来あるべき金額のみを支払う形に相殺してもらえる事で解決した。「ありがとう。ところでお名前をいただけますか」と聞いた
ところ、"My name is Dona."。もう、いや。。。

午後からEちゃん親子と一緒にMonshire Museumへ。前回プレイグループで行った時は1階しか行かなかったのだが、今回は全てのフロアで遊んでまわる。
この辺りにいる何千種類の蝶や昆虫等の標本やヘラジカの剥製等があり、前回みた本物の蛇にも再会。砂丘やアニメーション等の原理を使った機械や
霧精製機等、小さな田舎町にある科学博物館としては改めてたいしたものだと思う。
帰りにEちゃんママがいった事がないというので博物館からすぐのところにあるベーカリー"Alice"に立ち寄る。アリスはこのあたりで"King Arthur"と並んで
美味しいパンの買えるお店なのだが、ここのケーキが見かけも中身も繊細な日本のケーキに良く似ているのである(値段がお高めなのも日本にそっくり)。
今日はパンと飲み物を買って店の前の芝生で食べ、Hanoverに戻ってアイスクリーム屋、おもちゃ屋、インテリアショップをはしごした後でちょっと我が家に
寄ってもらってから解散。

6月4日(火) カラオケ小会

Eちゃん宅にお邪魔。Eちゃん一家は今週末にご主人の実家のフロリダにしばらく帰ってしまうので、6月末には帰国するU君と3人で遊ばせようという事になった
のだがU君は一家でお出かけしたため、子供は2人だけとなった。そのかわり2年生のパートナーで同じくSachemに住んでいるY子さんが来られる事になり、
Eちゃん宅の庭にあるテーブル&チェアでピザとサラダを楽しむ。
たまたまカラオケ好きが集まったため、一旦我が家にE-カラセットを取りに戻る事に。途中から同じくカラオケ好きのIさん夫妻も合流し、ささやかなカラオケ小会
は7時過ぎまで続いた。

6月3日(月) Potluck & 女飲み

午前中、FedExに日本向けの小包をピックアップに来てもらう。直前にしたダンナの荷造りはやはり穴だらけ、なんとネクタイとベルトを忘れていったのであった。
一体、何しに帰ったつもりなんだろう?

12時にタウンハウスの中庭へ。おととい皆で「Potluck BBQ Lunchをしよう」という話になったのだ。私は最近娘が食べるようになったフランクフルトソーセージ、
きゅうりのピリ辛あえ、もみだれに一晩漬けておいた牛肉としゃけの混ぜご飯を持参。
参加メンバーはアメリカ人のMonica、アルゼンチン人のPaula、エクアドル人のGabi、メキシコ人のClaudia、韓国人のChristineとEちゃんママ。
料理もグリル用の鶏肉や焼肉、ポテトグラタン、サボテン(!)のサラダ、コールスロー等、バラエティーに富んだメニューが集まり、強い日差しの中、中庭に設置
されているテーブル&チェアでお腹一杯ランチを食べる。

PaulaとClaudiaはそれぞれご主人のインターン先が遠く離れたアメリカ国内の町なので、近々Hanoverを離れるのだが、MonicaとGabiのご主人はSachemから
通える範囲内のインターンシップが決まっており、Eちゃんパパはニューヨークに行く予定だが母子はNYとHanoverを時折行き来するだけ、Christineはご主人が
会社派遣なのでインターンをする予定がないそうである。アメリカに実家のあるMonicaとEちゃんママはしばらく実家に帰るようだが、それ以外は皆夏休みの
ほとんどをHanoverで過ごす事になるようだ。タウンハウスの家の多くが空っぽになっている中、「これから毎日ポットラック・ランチしようか。」等と苦笑し、夕方
6時頃まで子供達を遊ばせながら「また明日ね!」と別れる。

自宅に戻ってお風呂をすませた直後に「ダンナがいなくて寂しいかと思ってなぐさめに来たよー。」と、Eちゃんママが我が家へ。遅れてポットラックに合流した
パパがEちゃんを連れてかえったという。3人で簡単な夕食をすませ娘をさっさと着替えさせ歯磨きも済ませると、昼寝を全くしていなかった娘は8時過ぎに
めでたくご就寝。
冷蔵庫をのぞくと白ワインにチーズペースト、生ハムまでそろっており、思いがけず女2人のお洒落な飲み会が実現。あれこれと話はつきず、夜中の1時過ぎ
までEちゃんママを引き止めてしまった。
結婚して子供までいる身でこんな時間が持てるなんて幸せな事だ。修学旅行の様な楽しさを久しぶりに味わった夜であった。

6月2日(日) ビデオ三昧

食料の買い出しに出た以外は自宅でビデオ漬けの一日。全10回の日本のドラマが一気に見られるので、ついつい止まらなくなってしまう。
こんな事をしている場合じゃないような。でもなんだか気が抜けてしまってしばらくは5月病が続きそうである。

買い出しにいったスーパー"Price Chopper"内でMonicaに会うと、彼女の子供達のDerekとMikaelaが"託児コーナー"で遊んでいた。それを見た娘も中に
入りたがったので、晴れて3才の誕生日を迎えた娘のために(託児コーナーは3才以上が対象)買い物が終わっていたにもかかわらず登録を済ませる。
いざ、カラフルなおもちゃで溢れているキッズコーナーに入れる段階になると、私の手を引いていこうとする娘。1人でしか入れないと知って「もえちゃん、
はいらない。」とのたまう。一緒に入るんじゃ託児コーナーの意味なんて全くないんだってば。

6月1日(土) にぎやかDinner

11時過ぎに2年生のOさん宅にお邪魔。OさんのMoving Saleで我が家が希望した品々を確認するためである。女性モノのスケート靴はサイズもピッタリ、
ロッキングチェアも買い取らせていただく事に。引渡し日はOさんの都合に合わせて後日連絡していただく事にして帰宅。

午後、Claudiaが我が家のFaxを使いに来る。ご主人がアトランタでサマージョブをする事になっている彼女は向こうで借りる予定の住居の件でFaxのやりとりを
しなければならないのだが、彼女のうちにはFaxがないのである(こちらの人は結構Faxを持っていない人が多いようだ)。
お礼に夕食に誘ってくれたので、4時頃からタウンハウスの彼女のお宅にお邪魔。中庭のPlaygroundにはMonicaやChristineとその子供達も来ていて、
久しぶりに皆でおしゃべりをする。彼女達のご主人はまだ試験が残っているらしく、親子の夏休みまではまだ数日あるらしい。
夕食にはEちゃん親子も加わり、食後のコーヒーにはChristine、GabiやMonicaも顔を出し、ママ&キッズ大勢のにぎやかな夕べを楽しんだ。

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